InvitrogenのKitを用いて、ウェスタンを行わず、SDS-PAGEから直接Hisタグ融合タンパクのバンドを確認する実験を行っています。
【手順】
@:電気泳動
A:エタorメタ+酢酸bufferにて固定
B:超純水にて洗浄×2
C:Kit在中のHisタグ蛍光検出bufferにて反応開始
D:リン酸bufferにて洗浄×2
E:CCDカメラにてバンドを確認
なのですが、バンドが確認できませんでした…。
【プロトコール】によれば、
@:UVライトボックスにゲルを置くだけでは可視不可である。
A:UVランプ付のCCDカメラを用いること。
B:ただし、UVランプが無くてもレーザーベースのCCDスキャナ560nm〜610nmのものも用いることができる。
C:あと、場合によればUVライトボックス(310nm〜)に長時間ゲルを露出うする必要がある。
が、確認方法のようです。
↑この記載を理解したうえで、自室のCCDカメラについて電話で問いただしたところ、『カメラの励起光は470nmなので、560nm〜の蛍光検出は不可能にちかい』とのことでした。少なくともプロトコルのBが自室ではムリということは解かりましたが、@とCは何となく矛盾しているのでは?と思えて止みません。
宜しければ、似た経験から得たコトやご意見があればお聞かせ下さい。
今後は、プロトコルのCを実践しようと考えています。 |
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