→アプライ量が少なすぎて見えないのか、制限酵素処理と精製段階でロスしているのかがよくわからなくなりました。
(ちなみに…制限酵素処理前はバンドが確認できています)
EtBr染色で蛍光検出するばあい、一バンド当たり1 ngくらいが検出限界です。実用上はその10倍以上はほしいところです。反応に使用したDNA量が分かっていれば、どれくらい乗せれば見えるかは予測できるし、あらかじめちゃんと見当をつけてから泳動します。十分見える量をestimateして泳動したのに見えなかったというのなら実験系になにか問題があるのでしょうけれど、ロスしたのかサンプル量が少ないのかわからんといっているようでは話になりません。
>そのライゲーション産物を形質転換に用いた以外の残りを一応ライゲーションさせたところこちらもバンドが見えませんでした。
>形質転換終わってからその事実が判明して焦っています。
>やはりバンドが確認できていないということは失敗なのでしょうか?
バンドが見えていないから即失敗とは言えません。形質転換には正しく環状化したプラスミドが、EtBrで検出できる量の1/1000もあれば十分だからです。
私は、インサート、ベクターとも5-20 ngくらいのスケールでやっています。ligation産物からサンプリングして電気泳動はしませんし、しても見えないでしょう。そもそもligation産物を泳動して得られる情報はないです(ligaseの完全失活が疑われるような場合ならともかく)。 |
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