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実験条件による有意差 トピック削除
No.3650-TOPIC - 2010/12/09 (木) 11:55:35 - パセリ
同一の細胞に薬物を加えて応答を計測し、有意差があるか調べているのですが、平均値に一定の差はあるものの標準偏差といった散らばり具合もそれなりにあり、有意差があるかよくわかりません。
このような目的においては、どのような統計的解析を行えば良いか、またそれに役立つ有用なサイトなどお教え頂けないでしょうか?

よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.3650-3 - 2010/12/10 (金) 02:43:23 - ABZO
エヌ増やす。それなりに差がありそうな雰囲気が分かるならもう少し増やせば*つく、たぶんつく。それと実験条件を可能な限り真面目に揃える。特に細胞の増殖状態とか、実験に使う時までの播種からの培養プロセスとかも。あと薬剤の加え方も意外に響くんだ、これが。細胞にあまりよくないやつだと、添加してすぐさっと振って全体に広げないと局所濃度がガッー高いところが出来てその辺の細胞が死んだり、死にそうになったりするし、あるいは強い刺激で変な応答示すかもしれないからね。そんなことが影響してるとかはないかな。
混ぜ方だけど、ディシュオアプレートを静かに振りながらさっと入れて即拡散させるといい感じに混ざる。個体と違い株化培養細胞の場合はことなるdishなりwellにあっても中身は全部同じものだし、条件も基本的には同じ感じだから、個体のときと比べたら本来ばらつきはずっと出にくいよね。だからそれでばらつきが大きいとすれば実験の手技的なものの影響は大きいかもね。

(無題) 削除/引用
No.3650-2 - 2010/12/09 (木) 14:13:50 - おお
http://udel.edu/~mcdonald/statintro.html
統計に関して使う側からのしてんでわかりやすく述べられています。

質問の範囲内では答えようがありません。
n=3ぐらいであればt検定しかしようがないとおもいますし、それで差がなかったらそれ以上はなんの対処もできません。
ばらつき方、作用メカニズムからのdoseと結果の相関性などいろいろな観点から、適切な検定法とn数を導きもう一度行うのが統計的なアプローチです。

あとは処理時間や培地の成分をいじったりで差が出やすいコンディションを見つけるとか、濃度依存性から効果を見ているかどうかが判断できるようなデーターをとるとか、でしょうか。

同じ実験を5回くりかえし、両者に差がなく平均値を比較するとランダムにどちらかが高くなると仮説をたて、五回とも片方が大きくなると期待値1/2^5で仮説を棄却できると思いますが、そう言う方法は一般的にはやりません。統計的にじしんがあればそれでおしきってもいいとおもいますので一応そういうアプローチもできるかもねということで。

実験条件による有意差 削除/引用
No.3650-1 - 2010/12/09 (木) 11:55:35 - パセリ
同一の細胞に薬物を加えて応答を計測し、有意差があるか調べているのですが、平均値に一定の差はあるものの標準偏差といった散らばり具合もそれなりにあり、有意差があるかよくわかりません。
このような目的においては、どのような統計的解析を行えば良いか、またそれに役立つ有用なサイトなどお教え頂けないでしょうか?

よろしくお願いします。

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