>検出感度の問題なのかどうかは分かりません。単に外注先の分析データが悪いかもしれません。
これを放り出して他の方法を一から探すのはもったいないと思います。
少なくとも外注先から情報を聞くことは、今すぐできますよね。
目的の分析が出来なかったのであれば外注先選定を間違えていたのかもしれませんし、
求める実験精度を伝えていないために、求められる精度の測定をしなかったのかもしれません。
>活性触媒残基の質量が変わります
これが安定な状態で変わっていることは何かデータであるのでしょうか?
それが分かる時点で、測定系が存在することになると思いますが。
TOF-MSであれば、1ダルトン以下の精度で測れますので、
水素イオンが1個出入りしても分かるはずです。
(100%の酵素が反応していなければ、2本並んででてくるでしょう)
そのため、安定に質量が変わるのであれば、分析会社に分析方法を相談するのがいいと思います。
>RI Labellingも可能です。
これは、その質量が変わる部分をラベルできるということですか?
原子が出入りしていて、補酵素か何かでその原子を供与できるということでしょうか?
そうであれば非放射性同位体入りの補酵素を使って同位体を取り込ませることで、
質量の変わったペプチドをMSで分析できるかもしれません。
(放射性同位体でも出来ますが、送付や受け入れが面倒だと思います) |
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