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UV 照射 トピック削除
No.3591-TOPIC - 2010/11/27 (土) 12:04:58 - おお
ちょっと混乱しておりますので、お知恵をお借りしたいと思います。
細胞にUVやx線をかける実験はずっと昔からされています。

物理的特性からx線はIonizing radiationと考えられ、酸化ストレスを与えれる物と思えます。同時にDNAのダブルストランドブレイクを起こしやすいと考えられていたかと思います。

UVは260nm辺の領域では物理的な特性からnone Ionizingと考えられていています。つまりx線のような酸化ストレスは与えられないと考えられます。この事は260nmのUVで酸化ストレスを起こさないと言い切るには不十分であると思えますが、UVC、UVB(特に260nmあたり)で酸化ストレスを誘導している根拠として何を元にしているのでしょうか。なにかこのことについて書かれた総説とかご存じでしょうか。。。特に260nmあたりに興味があります。
あ、オゾンの発生かなぁにおいするし。。。
 
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(無題) 削除/引用
No.3591-7 - 2010/11/30 (火) 06:05:23 - おお
bcl-abl->bcr-ablでした.

(無題) 削除/引用
No.3591-6 - 2010/11/30 (火) 06:00:08 - おお
>[Re:5] 310さんは書きました :
> 総説ではないですが
>
> Hattori et.al. J Invest Dermatol Vol.107 p733-737 1997
>
> Kunisada et.al. Cancer Res 2005; 65: (14).p6006-6010 2005
>
> で書かれています。
>
> UVCはオゾン層で遮られて地上に来ないために、一般的な環境中のUVで引き起こされる発癌と絡めにくいのと短波長で皮膚への浸透性が低くstratum corneumで止まってしまいDNA損傷が見にくいために使われないと認識しております。
>
>
ありがとうございました。singlet O2が発生するという文献もみつかりました。ご指摘いただいた文献とともに、勉強してみます。
発癌モデルなどではたしかにUVCはあまり使われてないのは現状かもしれませんね。ただし254nmのUV(蛍光ランプ)は基礎の実験で非常によく使われてきました。ATMやbcl-ablやDNA修復酵素などの実験はそれでキャラクタライズされてきたものがかなりあると思います。しかしご指摘のようにUVA/Bを使う実験も増えて来ているようですね。この辺は注意して各実験を見ないと混乱するかもしれませんね。現在のトレンドが分かり参考になりました。


http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6T38-3SBNKN7-K&_user=1458830&_coverDate=12%2F31%2F1997&_rdoc=1&_fmt=high&_orig=search&_origin=search&_sort=d&_docanchor=&view=c&_acct=C000052790&_version=1&_urlVersion=0&_userid=1458830&md5=8e31363c6111d87707165609f2c7f572&searchtype=a

総説ではないですが 削除/引用
No.3591-5 - 2010/11/30 (火) 03:28:59 - 310
総説ではないですが

Hattori et.al. J Invest Dermatol Vol.107 p733-737 1997

Kunisada et.al. Cancer Res 2005; 65: (14).p6006-6010 2005

で書かれています。

UVCはオゾン層で遮られて地上に来ないために、一般的な環境中のUVで引き起こされる発癌と絡めにくいのと短波長で皮膚への浸透性が低くstratum corneumで止まってしまいDNA損傷が見にくいために使われないと認識しております。

(無題) 削除/引用
No.3591-4 - 2010/11/28 (日) 06:20:47 - おお
>[Re:3] ATGCさんは書きました :
> 専門外だから難しいことは分かんないけど、DNAなら、UVB当てたら8-OHdGみたいな修飾塩基が増えてたよ、活性酸素できてるよみたいな感じではないかなと。酸化ストレスって、その結果として生体成分が酸化されて生じる産物で評価する事多いみたいだし。

少し文献をみてみました。核酸の酸化物の検出は確かに文献がありそうです。その辺のレビューをちょと探し始めたところです。どうも直接か間接かはおいておいてsinglet O2の発生が関与しているような感じです。でもその辺りの記述はUVA UVBでの解析がメインのような気がしています。UVC(260nm)でも起こりそうだなぁと思うんですが感触だけというのがいままでの調べてます。

>[Re:2] yyyさんは書きました :
> まだ紹介するに足る論文を見つけたわけではありませんが、例えば、蛍光色素の中には励起によって一重項酸素を効率よく産生するものもあることを考えれば、UV自体に電離作用が無くてもUVによって何らかの分子が励起されてそれを切っ掛けにROSが産生されるという経路もありうるのではないでしょうか?


徐々にしらべていますが、蛋白の酸化は短波長のほうが起こりにくいようで、直接励起を考えれるようです(まだななめよみですけど間違え、そのた気がついた方はご指摘うれしく思います)。
ご指摘のように一重項酸素の関与を指摘しているレビューが見つかりました。引き続き何かございましたらご指摘ください。

(無題) 削除/引用
No.3591-3 - 2010/11/28 (日) 01:04:08 - ATGC
専門外だから難しいことは分かんないけど、DNAなら、UVB当てたら8-OHdGみたいな修飾塩基が増えてたよ、活性酸素できてるよみたいな感じではないかなと。酸化ストレスって、その結果として生体成分が酸化されて生じる産物で評価する事多いみたいだし。

(無題) 削除/引用
No.3591-2 - 2010/11/27 (土) 22:14:22 - yyy
まだ紹介するに足る論文を見つけたわけではありませんが、例えば、蛍光色素の中には励起によって一重項酸素を効率よく産生するものもあることを考えれば、UV自体に電離作用が無くてもUVによって何らかの分子が励起されてそれを切っ掛けにROSが産生されるという経路もありうるのではないでしょうか?

UV 照射 削除/引用
No.3591-1 - 2010/11/27 (土) 12:04:58 - おお
ちょっと混乱しておりますので、お知恵をお借りしたいと思います。
細胞にUVやx線をかける実験はずっと昔からされています。

物理的特性からx線はIonizing radiationと考えられ、酸化ストレスを与えれる物と思えます。同時にDNAのダブルストランドブレイクを起こしやすいと考えられていたかと思います。

UVは260nm辺の領域では物理的な特性からnone Ionizingと考えられていています。つまりx線のような酸化ストレスは与えられないと考えられます。この事は260nmのUVで酸化ストレスを起こさないと言い切るには不十分であると思えますが、UVC、UVB(特に260nmあたり)で酸化ストレスを誘導している根拠として何を元にしているのでしょうか。なにかこのことについて書かれた総説とかご存じでしょうか。。。特に260nmあたりに興味があります。
あ、オゾンの発生かなぁにおいするし。。。

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