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(無題) 削除/引用 No.3542-6 - 2010/11/19 (金) 11:19:00 - 弘法 Saccharomyces cerevisiaeはラクトースをＣ源として代謝できないので、X-galを取り込む仕組みがないのは自然なことだと思います。そもそもなぜラクトースを代謝できないかというご質問でしたら、酵母が適応してきた環境（果物や穀類）はラクトースが豊富ではなかったということで、ヨーグルト生産に使われるような酵母ならラクトースを代謝できるでしょうね。 大腸菌がラクトースを代謝できるのは、大腸菌のホームが哺乳類の腸内であることを考えれば、これまた自然なことだと思います。 おお様、 酵母のX-galアッセイをプレート上でやることも確かにありますが、あれはコロニー内に一定数含まれている死菌が溶菌してβ-galが外に出ているのだと思います。

(無題) 削除/引用 No.3542-5 - 2010/11/19 (金) 04:45:04 - おお 酵母がX-Galを取り込まないのも オンプレートで青白セレクション出来ない理由 酵母にもオンプレートX-Gal(MEL1でなくてbeta-galactoside assay)のシステムはあります。発現量などの違いもあるのではないでしょうか。 検出感度を考えるとコロニーをろ紙などでピックアップしてから凍結やzymolyaseで細胞を壊してから検出する方が高いといわれています。確かにきしつの透過性はそんなに高くはないかもしれません。 糖のトランスポーターとかも関係しているかもしれませんね。

(無題) 削除/引用 No.3542-4 - 2010/11/19 (金) 00:05:07 - ンンノ 弘法さんのご指摘のとおりなんですけど、酵母がX-Galを取り込まないのも オンプレートで青白セレクション出来ない理由のひとつですよね。 単にやってみたらそうだったという事でしかないのですが、大腸菌が取り 込んでる（んですよね？）はずのX-Galを酵母が取り込めない理由を どなたかご存知ですか。 それとも実は大腸菌も取り込めてはいなくて、溶菌して出てきた細胞質酵素 の活性で発色してるんでしょうか。 小さくて若いコロニーは青くなりにくいし、コロニーの周りの培地も青く なるし。

(無題) 削除/引用 No.3542-3 - 2010/11/18 (木) 18:55:03 - 弘法 LacZは大腸菌の遺伝子であるということを踏まえてご質問になっていますか？大腸菌の細胞内酵素であるβ-galactosidaseを酵母内でレポーターとして使っている系なので、決して分泌されません。 Clontechのシステムですよね。マニュアルを一度しっかりと通読されることをお勧めします。

酵母ツーハイブリッド 削除/引用 No.3542-1 - 2010/11/18 (木) 13:00:42 - G MEL1とLacZの違いについて教えていただきたいです。 MEL1は分泌型酵素α-galactosidaseをコードしているから、X-α-Galを含むプレート上で直接検出できる。 とあるのですが、LacZによるβ-galactosidase活性はなぜX-gGalで直接検出できないのですか。分泌型酵素ではないためですか。酵母内のβ-galactosidaseの活性が低いから、溶解させて検出する必要があるのですか。 大変、基礎的な内容かとは思いますが、ご教授の程宜しくお願い致します。

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