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ビアコアのKdと阻害定数のKi トピック削除
No.3528-TOPIC - 2010/11/16 (火) 08:42:02 - 酵素初心者
現在、酵素の阻害剤について研究を行っています。
検討を行っている阻害剤について、ラインウェーバー・バークプロットの交点の交わりかたから、この阻害剤の阻害様式は競合阻害であることが示唆されており、阻害定数(Ki)を求めますとマイクロモーラー(10の-6乗)のオーダーでした。
しかし、ビアコアにて阻害剤と酵素の結合定数(Kd)を評価すると数ナノモーラー(10の-9乗)という数値が得られ、この違いの解釈に苦しんでおります。この問題について、妥当な説明がございましたらご教授ください。どうか、よろしくお願いいたします。
因みに、ビアコアのセンサーチップには阻害剤を固定して、酵素を流しました。
 
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(無題) 削除/引用
No.3528-3 - 2011/02/05 (土) 16:36:54 - w
>阻害定数(Ki)を求めますとマイクロモーラー(10の-6乗)のオーダーでした。
は、どのようなプロットから求めたのでしょうか?
基質濃度=0に外挿したIC50のような値がKiになるはずですよね?
一定の基質濃度で阻害剤を無限濃度に外挿すると、阻害は100%になりますか?
パーシャルな阻害(100%阻害になり得ない阻害)では、Kiを見誤る場合があります。

初心2さんの言われるように、最強結合が阻害結合部位とは限らないと、わたしも思います。

ビアコアのKdと阻害定数のKi 削除/引用
No.3528-2 - 2011/02/05 (土) 15:11:02 - 初心者2
私も興味がありますので、どなたかご教授頂けると幸いです。

酵素上に阻害剤の結合部位が複数あり、そのなかで強い結合部位は阻害効果を示さず、弱い結合部位が阻害効果を示す
と言う解釈は可能ですか?
この解釈を主張したい場合は
結合のストイキオメトリーの決定までしないとダメですか?

ご意見よろしくお願い致します。

ビアコアのKdと阻害定数のKi 削除/引用
No.3528-1 - 2010/11/16 (火) 08:42:02 - 酵素初心者
現在、酵素の阻害剤について研究を行っています。
検討を行っている阻害剤について、ラインウェーバー・バークプロットの交点の交わりかたから、この阻害剤の阻害様式は競合阻害であることが示唆されており、阻害定数(Ki)を求めますとマイクロモーラー(10の-6乗)のオーダーでした。
しかし、ビアコアにて阻害剤と酵素の結合定数(Kd)を評価すると数ナノモーラー(10の-9乗)という数値が得られ、この違いの解釈に苦しんでおります。この問題について、妥当な説明がございましたらご教授ください。どうか、よろしくお願いいたします。
因みに、ビアコアのセンサーチップには阻害剤を固定して、酵素を流しました。

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