>>使用されているタンパクは何になりますでしょうか?
マウス血球系細胞株です。
>>洗いの時間を短くすることでバンドが検出されるようになるってことはよくあるのでしょうか?(リン酸化タンパクの検出以外にも中々検出が困難な場合)
洗いの時間を短縮=それまで検出できなかったバンドを検出、という経験はないですが、抗リン酸化抗体に限らず、洗いの時間や回数、震盪を激しく行えば、露光にそれだけ時間がかかるようになるので、それなりに抗体を洗い落としていると思います。
でも、洗いをきつくした方が、バックグラウンドが下がり、仕上がりは綺麗になるので、自分が見たいバンドの濃さと天秤にかける感じですね。
ただ抗リン酸化抗体の場合は、洗いの条件を厳しくしないほうが良いです。
少し気になるのですが、前のコメントに
>ちなみにトータルのJNK1/2もブロットしたのでしょうか? それで発現レベルの違いはわかると思います。
トータルの方は検出しているのですが。
とは言っても54kDaの方(JNK2)のみしか確認できていません。
とあります。
サンプル中にJNK1のmRNAが存在しているのかどうか、RT-PCRなどで確認してみてはいかがでしょうか? |
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