Nrf2って転写因子と思うんだけど、sERとかにもあるのかな?わかんないけど、取りあえず細胞質と核には存在するとおもう。2つ以上の画分に存在するかもしれないし分画で逃してしまうこともあるから、取りあえず、まずはホールライゼート(肝臓を最終濃度で2~4%のSDS入りの適当なbufferでホモジナイズして超音波処理でDNAきって、粘性なくしてから20Cくらいで12000xg、10分程度の遠心して不溶物除いてその上清使えばいいとおもう。ホモジナイズbufferは使う組織重量の20倍〜30倍量くらいあったほうがいいかもね。あとSDSあるからbufferにカリウム塩は入れない方がいいよ。)でみてみるのがいいのではないかな。(経験では、たいていの蛋白質はホールライゼートでもちゃんと見えるけどね。存在量がものすごく少ないものでなければいけるとおもうけど。あるいはNrf2はかなり少なくてホールライゼートではみえないということなのかな。)それで見えなければ分画すればどうかな。このとき始めから特定の分画にしぼってしまうと大事な事を見落とす危険大だから、一応(少なくとも始めは)先入観持たずに各分画もれなくチェックしたほうがいいとおもう。細胞内のいくつかの分画をシャトルするようなものはとくに要注意。
べつに組織サンプルの蛋白のウェスタンと細胞のそれとで何か決定的な違いがあるわけではなくて、量的な問題をのぞけば基本的な取り扱いは変わらないとおもってやってる。細胞分画の仕方は細胞と組織(組織でも各組織ごとに違う。)では少し違うところがあるからこれは成書を参照して下さい。 |
|