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コンディショナルノックアウトについて
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No.3477-TOPIC - 2010/11/05 (金) 00:10:05 -
Ia
遺伝子を扱ったことがないので疑問に思ったことについてお聞かせください
Cre-loxPによる臓器特異的なノックアウトをしている論文を読んでいると
(alpha-MHC)-Cre;(KOしたい遺伝子)f/+と
(alpha-MHC)-Cre;(KOしたい遺伝子)f/fを用いて実験していました。
この場合,f/fでは完全にKOできると思うのですが,f/+では不完全だと思います。
論文中ではf/+の方をコントロールと書いてありました。
ということはf/+は表現型が見られないためにwild typeと同じとして考えてます、ということなのでしょうか?
それともf/+では遺伝子を全くKOできないのでしょうか?
よろしくお願いいたします
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(無題)
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No.3477-10 - 2010/11/06 (土) 22:58:16 - stu
>
> f/+が野生型になりうるのと同じ理由で、cre/+ではcreがインテグレーションされた遺伝子の機能を破壊しないのではないでしょうか。揚げ足取りみたいですけれど。。。
確かにそうでした。どちらかというとCreの発現が悪さをするかもってことですかね。
やっている本人からみれば、f/fの方がコントロールとして用意しやすいんですよね。(f/fx f/f creで半分づつ生まれますから)
(無題)
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No.3477-9 - 2010/11/06 (土) 16:38:07 - あ
どっちもおくのが良いとは思います。KOとコントロールの二者で図をできるだけわかりやすくする場合、どれを使うのが一番いいか、というところです。
f/f、f/(-)-Cre, +/+-Creで差がなく、f/f-Creだけで表現型が出る場合、直感的にわかりやすいコントロールはf/fではないかな、と。
f/+が野生型になりうるのと同じ理由で、cre/+ではcreがインテグレーションされた遺伝子の機能を破壊しないのではないでしょうか。揚げ足取りみたいですけれど。。。
(無題)
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No.3477-8 - 2010/11/06 (土) 15:43:44 - stu
もちろんfloxだけで遺伝子の発現に影響があり、f/f(creなし)でもKOとまではいかないまでも低発現になってしまうマウスもあります。
その場合はamiさんがおっしゃっている通り、f/fもコントロールにしたほうがよいと思います。
おそらくf/+creをf/fcreのコントロールとするのは、creがトランスジーンとして入っているので、そのcreが重要な遺伝子のゲノムの間に入っていて、発現が悪くなっているという可能性があります。(一般的にトランスジェニックマウスを作っても、インテグレートされたサイトまで確かめていないので)
そのためcreの影響でないことを証明する必要があります。
実験デザイン的には
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No.3477-7 - 2010/11/05 (金) 22:40:57 - ami
どっちがコントロールっていうか、どっちも置かないといけないんじゃないの?と、こういうのの片方だけコントロールにしてる論文を見るたび思う。
(無題)
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No.3477-6 - 2010/11/05 (金) 22:21:23 -
EBE
私もCre(+)-(f/+)がコントロールになる理由が知りたいです。なぜCre(-)-(f/f)よりも適しているのか、ちょっと違和感があります・・・。
Iaさんの疑問の発端になった論文を提示して頂けないでしょうか?
(無題)
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No.3477-5 - 2010/11/05 (金) 11:46:17 - あ
f/+-Creだと、単純には発現が半分になると思いますが、それでも+/+-Creやf/fよりコントロールに適している、というのが一般的なのでしょうか?
できれば具体的に理由をもう少し教えてもらえないでしょうか。
(無題)
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No.3477-4 - 2010/11/05 (金) 11:29:52 -
Ia
>>774さん
それについてはよくわかりません。
すみません
>>stuさん
そうでしたか。
すごいわかりやすい説明、本当にありがとうございました。
おかげさまでまた一つ勉強になりました!
(無題)
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No.3477-3 - 2010/11/05 (金) 09:47:04 - stu
おっしゃるとおり、F/+creでは片側の遺伝子しかKOできないので、発現は半分になっても、大半の遺伝子は正常に機能できますのでWTと考えて使用します。
(中にはF/+creでも表現型が出るものもあります)
Floxによる影響やcreによる影響があるかもしれないという可能性から、基本的にコントロールマウスは+/+やF/+(creなし)を使うことはなく、またF/F(Creなし)よりもF/+creが最もコントロールのマウスとして適していると考えられております。
(無題)
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No.3477-2 - 2010/11/05 (金) 09:36:48 - 774
その遺伝子の乗っている染色体はX染色体ではないですか?
コンディショナルノックアウトについて
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No.3477-1 - 2010/11/05 (金) 00:10:05 -
Ia
遺伝子を扱ったことがないので疑問に思ったことについてお聞かせください
Cre-loxPによる臓器特異的なノックアウトをしている論文を読んでいると
(alpha-MHC)-Cre;(KOしたい遺伝子)f/+と
(alpha-MHC)-Cre;(KOしたい遺伝子)f/fを用いて実験していました。
この場合,f/fでは完全にKOできると思うのですが,f/+では不完全だと思います。
論文中ではf/+の方をコントロールと書いてありました。
ということはf/+は表現型が見られないためにwild typeと同じとして考えてます、ということなのでしょうか?
それともf/+では遺伝子を全くKOできないのでしょうか?
よろしくお願いいたします
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