>今使っているクリオスタットは非常にオートマティックにキレイに切ってくれます。パラフィンではないので、置き方以外に工夫の余地はないように思えます。台座を冷やしておいて、乗っけるだけですが、変な置き方をするとすぐに脳は固まってしまい後から修正が効きません。従って、水平に切った脳を上からゆっくり丁寧に置くという作業をします。
通常のクリオスタットなら、サンプルをくっつけてからステージの位置調整ができると思いますが、できないのでしょうか?まあこの辺りも含めて、専門家にご相談されるのがよさそうですね。
あと目印ですが、着色液がにじまないように、塗り付ける前に表面をキムワイプなどで軽くふいて、水分を除いた方がいいです。塗り終わった後も、1〜2分室温において着色液を少し乾燥させた後、またキムワイプで表面を軽くふいてやります。塗布するのは固定後でも、スクロース置換後でもどちらでも良いです。固定しているので、組織の乾燥もそれほど気にしなくて大丈夫です。着色液は顕微鏡で見ると、髄膜に色がついてるのが観察できると思います。 |
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