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T-RExシステム非誘導時の発現漏れ トピック削除
No.3461-TOPIC - 2010/11/02 (火) 15:55:28 - かき
過去トピックに類似するものがありましたが
解決できませんでしたので質問させてください。

pcDNA4/TOベクターに目的の遺伝子Aを組み込んだpcDNA4/TO-Aプラスミドと、
TetR発現用のpcDNA6/TRをマウス線維芽細胞に一過性導入しました。
テトラサイクリンでの誘導前後(2days)のWBにおいてあまり差が認められませんでした。

未処理の細胞において目的のタンパク質はWBで認められなかったため、
pcDNA4/TO-Aプラスミドは機能していると考えています。

TetRの発現が弱い等の理由により、
テトラサイクリン非誘導時でも目的のタンパク質が発現しているのだと考えています。
(Tet-Free FBSでもダメでした。)

T-RExシステムの説明書に、pcDNA6/TRベクターとpcDNA4/TOベクターの量比を
6:1にして導入するよう推奨されていますが、
この比をいろいろ変えてもWBでの変化は認められませんでした。

そこで質問なのですが、
非誘導時のタンパクのリークを最小限にするためには
どのような工夫が考えられるでしょうか。

今はpcDNA6/TRのみでTetRの発現量の多い安定発現細胞株を取得し、
その後に、pcDNA4/TO-Aプラスミドを一過性導入してみようかと考えています。
Co-transfectionよりリークが少ないことを期待していますが、、、。
 
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T-Rexシステムの非誘導時リークについて 削除/引用
No.3461-3 - 2010/12/27 (月) 17:00:15 - Taka
私も上記システムを使ったことがありますが、Tet-negative FBSを使っても非誘導時からleakyでした。やはり時間はかかるでしょうが、pcDNA6/TRベクターの安定発現株をとられるのが良いのではと思います。

(無題) 削除/引用
No.3461-2 - 2010/11/02 (火) 20:42:33 - qq
>pcDNA6/TRのみでTetRの発現量の多い安定発現細胞株を取得し、その後に、pcDNA4/TO-Aプラスミドを一過性導入してみようかと考えています。
わたしもこれが最善の策だと思います。
それでも、pcDNA4/TO-Aプラスミドを一過性導入で完全な抑圧は困難かもしれません。pcDNA4/TO-Aプラスミドを更に安定導入するのが最善です。

>(Tet-Free FBSでもダメでした。)
TetR高発現株では、今まで使ったFBSでリークした経験がありませんので、FBSに含まれるTetはそれほど大きな問題でないと思います。

T-RExシステム非誘導時の発現漏れ 削除/引用
No.3461-1 - 2010/11/02 (火) 15:55:28 - かき
過去トピックに類似するものがありましたが
解決できませんでしたので質問させてください。

pcDNA4/TOベクターに目的の遺伝子Aを組み込んだpcDNA4/TO-Aプラスミドと、
TetR発現用のpcDNA6/TRをマウス線維芽細胞に一過性導入しました。
テトラサイクリンでの誘導前後(2days)のWBにおいてあまり差が認められませんでした。

未処理の細胞において目的のタンパク質はWBで認められなかったため、
pcDNA4/TO-Aプラスミドは機能していると考えています。

TetRの発現が弱い等の理由により、
テトラサイクリン非誘導時でも目的のタンパク質が発現しているのだと考えています。
(Tet-Free FBSでもダメでした。)

T-RExシステムの説明書に、pcDNA6/TRベクターとpcDNA4/TOベクターの量比を
6:1にして導入するよう推奨されていますが、
この比をいろいろ変えてもWBでの変化は認められませんでした。

そこで質問なのですが、
非誘導時のタンパクのリークを最小限にするためには
どのような工夫が考えられるでしょうか。

今はpcDNA6/TRのみでTetRの発現量の多い安定発現細胞株を取得し、
その後に、pcDNA4/TO-Aプラスミドを一過性導入してみようかと考えています。
Co-transfectionよりリークが少ないことを期待していますが、、、。

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