PMID: 6408064 では大腸菌を 15% グルコース添加LBで培養し、それを凍結して電顕用のサンプルを作ってます。起こし直したわけではないですが、氷晶ができない事を目的にしている点では凍結保存と同じでしょう。少なくともこれくらいの濃度では大腸菌はピンピンしていて、ちゃんと増殖するわけです。
また、ある程度の時間が経てば高濃度グルコースも細胞内に浸透する事も分かりますが、それがどれくらいのスピードかは誰も知らないと思います。(どなたかご存じなら教えてください)凍結処理にかけた時間や、温度低下の速度にもよるでしょうし、結局はやっぱりやってみないと。
少なくとも、現時点で手に入る証拠で何かを断言するのは、思考停止を意味すると思います。
もちろん、実際にルーチンで使うかどうかは別問題ですが。 |
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