>脱リン酸化、リン酸化といった修飾過程は操作ごとにできたかどうかを確認する術が無いので、最終的な結果のみしか書くことができないのですが、
全くないわけではありません。各操作でコントロールの取り方を工夫すればたいていそのステップの系が動いているかわかってきます。
ただしステップが多いので各ステップのコントロールをしっかり毎回取るのは一般的にはあまりしないというか、プロトコールにはそこまで書いてないです。
リン酸かがその系でうまくいくかは、脱リン酸かしたベクターを再度リン酸かしてやってライげーしょんしてやれば脱リン酸かしたものとの比較でわかるはずです。
>コロニーは48個ほど生えていました。ネガティブコントロールでは20個ほどでした。
そのコンスラクトがどの程度難しいかにもよりますが、チョットライゲーションしたわりには少なくないですか?
ライゲーションがうまくいってないという見方もできます。お使いライゲーション試薬がワークしているなら、リン酸かか、PCRフラグメントの末端の形状にあるという勘ぐりは入れれます。PCRフラグメントを一度T4 DNA Polymeraseで末端を確実にしておいてライゲーションするのも手だと思います。それで効率が上がった経験はあります。
ひとつ気になるのは
どれだけそのコロニーpcrが確実なのかです
ただあなたの実験系を全て把握していませんのでどこまで有用なアドバイスかはわかりません。
ベクターはどれくらいの量トランスフォーメーションしたのでしょうか? |
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