なるほど、旋光性なのですね!ヴォートにも書いてありました。アミノ酸の光学異性体の欄に書かれていたので見落としていました。
少しまとめさせてもらいます。変なこと言っていたら指摘してください。
<1>実験的に光学異性体を分類する際には、旋光性が右旋性であれば(+)で「d」、左旋性であれば(−)で「l」とする。
<2>ただ一般的に用いられているFischerの表記法では旋光性の測定を行わず、グリセルアルデヒドを基準とした光学異性体の分類法にて「D」と「L」を分類する。
なので、D(+)-glucose、L(-)-glucose、D(+)-galactose、L(-)-galactose の場合は、<1><2>ともにD体であることを示しているが、D-(-)-arabinoseの場合は<1>ではL体、<2>ではD体を示した。
ということでいいのですかね???
ヴォートの教科書を読むと、旋光性の測定は解析上難点があり、旋光性をはっきり決めれない場合がある。なので、その点Fischerの表記法の方が有利である。だけど、Fischerの表記法はあくまでグリセルアルデヒドを基準にした決定法による予想なので、Fischer法によるD体が右旋性で、L体が左旋性かは分からない(多くはその通りではあるけれど)。
ということでしょうか??? |
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