おお様
アドバイスありがとうございます。
塩濃度を上げる実験を行っており、先ほど結果が出ました。
培養上清をPBS(NaCl 135mM)に置換し、Ni-ビーズと興味ある蛋白とを結合する段階において
135mM, 235 mM, 335 mM, 435 mM, 536 mM, 635 mMのNaClで行ってみました。
SDS-PAGE後、抗His抗体で興味ある蛋白の集率を見つつ、CBB染色を行いました。
確かに、400 mMを越えたところで望まないタンパク質が全体的に消えて行きました。
目的の興味あるタンパク質に関しては、塩濃度が300 mMを越えたところでむしろ集率が上がりました。イオン強度を上げることで確かに非特異的な吸着を妨害でき、集率があがったことは非常に嬉しい限りです。
>培地を硫安沈殿してpbsで透析というのはできないでしょうか。
昆虫細胞の培養上清を使用しており、その培地には若干のdetergentが入っているようで硫安には向かないよでinstructionに書かれてありました。
色々試してみます、ありがとうございます。
>あ様、宋様、A様
ありがとうございます。
やはり、Ni精製は粗精製という印象なんですね。
これが聞けただけでも非常に感謝しております。
ありがとうございます。
しかし困りましたね。
バキュロウイルス発現系で(ほ乳類細胞発現系に比べ)大量に作ってくれるはずなんですが、培養上清のmajorityではないんですかねえ...うーん困りました。
virus titer等違うところでmodifyが必要かもしれません。
みなさま貴重なアドバイスいただき有りがとうございました。 |
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