ROSA26-Creではなく、
CAG-Creを使用しています。
CAG-Cre Tgの場合、
CAG-Cre♂を使用した場合はCAG-Cre遺伝子を持った仔でしかfloxは抜けませんが、CAG-Cre♀を使用した場合はCAG-Cre遺伝子の有無に関わらずfloxは100%抜けています。
これは受精卵の細胞質がほぼ卵由来であることに起因しているようです。
少なくともCAG-Creマウスでは、CAG-Cre遺伝子の有無に関わらず、
全ての卵の細胞質に十分量のCreタンパク質が存在しているようです。
ROSA26は基本的に全ての細胞で一定量発現していることが前提だと思いますので、CAG-Creと同じ結果になるのではないでしょうか。 |
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