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ヒストンH3 ChIp assayのNormalize (Input, IgG, panH3)
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No.3266-TOPIC - 2010/09/26 (日) 21:13:26 -
あかね
異なる細胞(あるいは異なるゲノム領域)のH3K4me3のChIp assayを行いQPCRで評価しようと思っています。通常, 特異的抗体で落としていたChIp DNAをInput DNAやnormal IgG等で補正してすることによって、修飾の度合いを評価すると思います。
Histone修飾のChIp assayの場合は、Normalizeに使うDNAとしては以下のうちのどれがベストだと思いますか?ちなみにクロスリンクしてソニケーションで断片化したクロマチンを使用しています。
01 pan Histone H3 (Histone H3 c terminus)
02 Input DNA
03 normal IgG
個人的にはヒストンH3修飾のChIpの場合には, referenceとしてpanH3抗体で落としてきたDNAをNormalizeに使用するのが一番妥当な値が得られると考えているのですが、論文を読みあさると、どうもInput DNAでNormalizeしているケースが多いような印象を受けているので、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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No.3266-2 - 2010/09/26 (日) 22:37:00 -
Actias
ヒストン修飾の評価は、むちゃくちゃ難しいです。
ヒストンだけに、
1.ある領域にヒストンがどのくらい在るのか
2.そのうちどのくらいが修飾されているのか
これらを分けて考えなければいけません。
>referenceとしてpanH3抗体で落としてきたDNAをNormalizeに使用する
これは、2に応える実験ですね。
1は、Input DNAでNormalizeしてpanH3抗体で落とすのでしょうか。
Nuclease hypersensitive siteアッセイもありますが、定量性は乏しいです。
そもそも、PCR したDNAを落っことした原因となるヒストンが、PCRで注目した領域とどういう位置関係にあるのか、特定するのは難しそうです。
サンプル間のソニックの程度の差(どのくらいの長さのDNA断片になったか)が、データに影響しますから。
ソニックでなく、酵素でモノヌクレオソームにして、ショ糖勾配か何かでヌクレオソームを精製してから使っている論文を見たことがあります。
厳密にやるとすると、そうなりますね。
ぼくの腕前では無理そうなので、ヒストン修飾のChIpはあきらめます。
ヒストンH3 ChIp assayのNormalize (Input, IgG, panH3)
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No.3266-1 - 2010/09/26 (日) 21:13:26 -
あかね
異なる細胞(あるいは異なるゲノム領域)のH3K4me3のChIp assayを行いQPCRで評価しようと思っています。通常, 特異的抗体で落としていたChIp DNAをInput DNAやnormal IgG等で補正してすることによって、修飾の度合いを評価すると思います。
Histone修飾のChIp assayの場合は、Normalizeに使うDNAとしては以下のうちのどれがベストだと思いますか?ちなみにクロスリンクしてソニケーションで断片化したクロマチンを使用しています。
01 pan Histone H3 (Histone H3 c terminus)
02 Input DNA
03 normal IgG
個人的にはヒストンH3修飾のChIpの場合には, referenceとしてpanH3抗体で落としてきたDNAをNormalizeに使用するのが一番妥当な値が得られると考えているのですが、論文を読みあさると、どうもInput DNAでNormalizeしているケースが多いような印象を受けているので、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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