>1. G418 300 ug/mlでselectionした場合、生き残った細胞はほとんど全て目的タンパクを発現しているものでしょうか?
>私は今500 ug/mlでselectionして、1週間でコントロールL細胞が全滅する状態です。
私は膜タンパク質のcDNAをpc.DNA3.1に組み込みlipofectionしました。
selection後、コロニーをpick upすることはせず、トリプシンで一気に剥がし、それをFACSで膜タンパクの発現を見たところ7-8割がpositiveでした。私はそのpositiveを更にcell sortingしました。
control vectorでの実験を行っていないとすると、おそらくその500 ug/mlって濃度もテキトーに決めたのでは?本当に500 ug/mlでないといけないの?G418めっちゃ高価ですよ?うちは段階的にG418濃度を希釈していき、ギリギリ細胞が死ぬ濃度(それが300)を決めてからtransfectionしました。500は高いなあという印象。
>2. お使いのvectorは pIRESですか?以前使っていたpcDNA3.1 vectorでは、生き残った細胞が取れたのですが50クローン拾ってタンパク発現している cloneがゼロでした。なので、pIRESにきりかえました。
vectorの問題よりもまずはあなたの実験でposicon, negaconを置く事。
ちゃんとボスかまともな人材に聞きながらやった方が早いですよ。
2. 細胞の継代回数はtransfectionにはクリティカルなものでしょうか?
それはあるかもしれません。それからtransfection時の細胞密度も大事。結構薄くまくと導入効率上がります。
>>ちなみに、fugene6でちゃんとcontrol vector(GFPなど可視化できるもの)は問題なく導入されることは確認してますか?
>確認していませんでした。transfection条件が問題である可能性はあると思います。
それはほんとありえないですね。 |
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