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コンタクトインヒビションの確認方法 トピック削除
No.3229-TOPIC - 2010/09/18 (土) 19:50:53 - ウサコ
細胞骨格の研究などをしている研究室に所属しているのですが、
現在扱っている遺伝子が、細胞周期G1期で長時間停止した場合の細胞生存にかかわるのではと考えております。

よってコンタクトインヒビションによってG1期に停止させ続けた場合に細胞が目的遺伝子KO細胞ではより早く死んでしまうのではという実験を行いたいとかんがえております。
しかし我々が扱っているマウス繊維芽細胞(不死化細胞)がコンタクトインヒビションできるのかどうかわかりません。

しかし細胞周期とは無縁の研究室なので、FACSを使用して実際にG1期に細胞が停止しているかどうか、現在の環境ではすぐできません。(細胞周期屋さんから見たら、FACSなんてすぐにやればいいと思われてしまうかもしれせんが)

もちろん実験がうまくいくようであれば、共同研究棟や他の研究室でFACSを使えるようにセットアップしたいのですが、
予備実験の段階なので、まずは免疫染色、もしくはウエスタンブロットなどでコンタクトインヒビションによってG1期に停止しているかどうかを確認できないかと考えております。

例えば、BrdUの取り込みによってS期細胞がないことや、チューブリン抗体でM期細胞がないことなどを免疫染色で確認することが方法の一つだと思いますが、これらは陰性実験となるので、実際にG1期なのかどうかを見れる陽性実験があればと思っております。
G1特異的な抗体や、他の方法などがありましたら、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.3229-4 - 2010/09/22 (水) 06:01:53 - おお
>[Re:2] おおさんは書きました :
> なぜお示しのパラメーターを使いたくないかよくわかりませんが、ウエスタンならRBの非リン酸化フォームの蓄積とかはあり得ますね。

今思い出しましたが、たしかリン酸か、非リン酸かRb特異的な抗体を作ってたとおもう。
なのでもしかしたら免疫染色で非リン酸かRbを染色できるかもしれない。

(無題) 削除/引用
No.3229-3 - 2010/09/19 (日) 17:55:04 - toyo
DAPI等で核を染めて、細胞毎に総輝度を測定する方法では不足でしょうか?
半定量的方法でも、同一視野内に多数の細胞があれば、
ヒストグラムを書いて2倍体(G1)と4倍体(G2M)を区別することは可能かと思います。

p21とかp27はマウスに適用できる抗体がCSTにありますよね。
あとはFucciとかでしょうか…

(無題) 削除/引用
No.3229-2 - 2010/09/19 (日) 03:26:12 - おお
なぜお示しのパラメーターを使いたくないかよくわかりませんが、ウエスタンならRBの非リン酸化フォームの蓄積とかはあり得ますね。
サイクリンやcdkインヒビターあたりは考えてもいいかもしれませんが、これは増殖じとの比較とかで見ないと難しいかもしれません。
p27の発現は細胞によっては上がるようですが、増殖時に免疫染色で染まらない条件が見つけれるならうまくいくかもしれません。

コンタクトインヒビションの確認方法 削除/引用
No.3229-1 - 2010/09/18 (土) 19:50:53 - ウサコ
細胞骨格の研究などをしている研究室に所属しているのですが、
現在扱っている遺伝子が、細胞周期G1期で長時間停止した場合の細胞生存にかかわるのではと考えております。

よってコンタクトインヒビションによってG1期に停止させ続けた場合に細胞が目的遺伝子KO細胞ではより早く死んでしまうのではという実験を行いたいとかんがえております。
しかし我々が扱っているマウス繊維芽細胞(不死化細胞)がコンタクトインヒビションできるのかどうかわかりません。

しかし細胞周期とは無縁の研究室なので、FACSを使用して実際にG1期に細胞が停止しているかどうか、現在の環境ではすぐできません。(細胞周期屋さんから見たら、FACSなんてすぐにやればいいと思われてしまうかもしれせんが)

もちろん実験がうまくいくようであれば、共同研究棟や他の研究室でFACSを使えるようにセットアップしたいのですが、
予備実験の段階なので、まずは免疫染色、もしくはウエスタンブロットなどでコンタクトインヒビションによってG1期に停止しているかどうかを確認できないかと考えております。

例えば、BrdUの取り込みによってS期細胞がないことや、チューブリン抗体でM期細胞がないことなどを免疫染色で確認することが方法の一つだと思いますが、これらは陰性実験となるので、実際にG1期なのかどうかを見れる陽性実験があればと思っております。
G1特異的な抗体や、他の方法などがありましたら、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

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