細胞骨格の研究などをしている研究室に所属しているのですが、
現在扱っている遺伝子が、細胞周期G1期で長時間停止した場合の細胞生存にかかわるのではと考えております。
よってコンタクトインヒビションによってG1期に停止させ続けた場合に細胞が目的遺伝子KO細胞ではより早く死んでしまうのではという実験を行いたいとかんがえております。
しかし我々が扱っているマウス繊維芽細胞(不死化細胞)がコンタクトインヒビションできるのかどうかわかりません。
しかし細胞周期とは無縁の研究室なので、FACSを使用して実際にG1期に細胞が停止しているかどうか、現在の環境ではすぐできません。(細胞周期屋さんから見たら、FACSなんてすぐにやればいいと思われてしまうかもしれせんが)
もちろん実験がうまくいくようであれば、共同研究棟や他の研究室でFACSを使えるようにセットアップしたいのですが、
予備実験の段階なので、まずは免疫染色、もしくはウエスタンブロットなどでコンタクトインヒビションによってG1期に停止しているかどうかを確認できないかと考えております。
例えば、BrdUの取り込みによってS期細胞がないことや、チューブリン抗体でM期細胞がないことなどを免疫染色で確認することが方法の一つだと思いますが、これらは陰性実験となるので、実際にG1期なのかどうかを見れる陽性実験があればと思っております。
G1特異的な抗体や、他の方法などがありましたら、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。 |
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