追記ですが、
小分けにするバイアルはHPLC用のサンプルバイアルを使っていました。
全体のボリュームは1mlがせいぜいです。
濃度を測ったり、1mMといった正確な量を加える実験を行うときは必ずガラスのシリンジを使い、ピペットマンは使いません。(ご存知のとおり、ピペットマンは有機溶媒の定量性に乏しいからです)
なので、小さなバイアルであっても脂質を取り出すことは可能になります。
UVによる定量はその構造特有のイプシロン値から算出できます。念のため、買った直後の溶液の濃度を測定しておいて、それと比較することもしていました。私たちが化学系のラボでしたのでこのあたりは慎重になっていましたが、ご参考になれば幸いです。
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