アカデミアとインダストリかということについて。
今から10~20年くらい前はあまり聞かなかったことですが、いまでは企業研究者から大学、大学から企業研究者、またその往復、などその他職種間の移動はもうそんなに珍しくないですし、寄付講座とか、共同研究とかで会社に所属してても、特任教員とかの身分でずっと大学で研究してるもいるし、大学もベンチャーとか立ち上げてビジネスに関心を示すこともあるし、アカデミアとインダストリの仕切りみたいのはもうだんだん無くなって行く(すでに無くなり始めてる)ような気がします。だから修士あるいは博士修了時点で、どっちに行くかでもうその後が決まるというのでなく、その時点での状況や考え方(時間とともにかなり変化します。)でたとえばとりあえず会社で5,6年やったたら、大学もどろうかとか、少し働いてお金貯めたら希望の研究してる他大学院の博士課程にいこうかとか、お金貯めて留学しようかとかそういう選択もあって全然いいとおもうし、修了時点での進路は暫定的として、あんまり固定的に考えなくていいとおもいます。個人個人でいろんな人生プランがあって当たり前だし、周りに合わせて何歳の時点でこうでなくてはいけない、というような考え方からは自由になった方がいいような気がします。 |
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