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免疫吸着について トピック削除
No.3182-TOPIC - 2010/09/10 (金) 16:40:38 - たた
SDS-PAGEのあと、特異的抗体を用いたウエスタンブロットを行っています。

そこで質問なのですが、目的バンドを免疫吸着(表現は正しいのでしょうか?)を用いた方法によって消失させ、見ているバンドが確かに目的のものであることを証明したいと思いますが、そのやり方を調べても以外と出てきません。実際にはどのように行うのでしょうか。

なお、現在抗体作製の際に、免疫原として用いた合成ペプチドは持っています。

@1次抗体と抗原ペプチドをpre-incubateしたうえで、1次抗体反応を御子会えばよいのでしょうか。

A実際に用いる抗原ペプチドはどのくらいの量を反応に用いるのでしょうか。

実際にこのような実験のプロトコルが載っているサイト等もありましたら併せてお伺いしたく存じます。

宜しくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.3182-8 - 2010/09/11 (土) 11:24:13 - AP
溶けなくてもsuspensionにした状態で吸収して、遠心上清を使えばいいとおもいます。組織や細胞で前吸収をかけるときはアセトンパウダーにしてそのsuspension(大部分溶解しない)でやったりします。
この場合、抗体反応液に直接加えるのはやめたほうがいいです。不溶ペプチドが沈着してノイズになる可能性がたかいです。

(無題) 削除/引用
No.3182-7 - 2010/09/11 (土) 10:23:00 - う
そのペスチドを使ってどのように免疫したのかはわかりませんが、
(つまり、動物にどうやって注射したのか)
その状態によっては、

溶けないでも、そのままウエスタン時の抗体溶液に入れてもいいのでは?
どうして溶けた状態でないといけないのか、溶かさなければいけないのか

私にはわかりません。

ペプチドが溶けなくても、抗体が結合する場所は外に露出しているかもしれないですし。

まず、試すことだと思います。
溶かすことばかり考えるのは、頭が固いと思います。

(無題) 削除/引用
No.3182-6 - 2010/09/11 (土) 09:06:58 - うーん
>エタノールや、メタノール

これはあかんのじゃ…


まあDMSOかなあ。

有難うございます 削除/引用
No.3182-5 - 2010/09/11 (土) 08:34:24 - たた
皆様ありがとうございます。基本的な手技にも関わらず、よくわかっておりませんでした。

また、リンクを張って下さった方にも感謝いたします。拝見いたしましたが大変参考になりました。

さて、抗原に用いた合成ペプチドに関して、まずは水溶液に溶けるかを検討したいと思います。疎水性アミノ酸がたくさん含まれている部分でありますので、もしかすると水溶液には溶けないかもしれません。

このことに関連して、もう一つ追加質問させて下さい。

今回の実験に用いる目的で抗原ぺプチドを水溶液に溶解する際、水以外の溶媒でも実験に用いることはできるのでしょうか。例えば、エタノールや、メタノール、またはDMSOなどに溶解することは可能なのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.3182-4 - 2010/09/11 (土) 01:07:36 - BCG
そうです。プロトコルつくるまでもないというか、単に混ぜるだけです。1次抗体反応液(抗体原液でないので注意)と抗原ペプチドを混ぜて室温で30分くらい放置してそのままそれを、抗体反応に使用すればいいです。preincubationせずに、抗体反応開始時に抗原ペプチドを反応液に添加してもたぶんできます。
時間や量は必要に応じて自分で適当に条件決めして下さい。大過剰入れれば一発でうまくいきますが、必要以上にいっぱい入れても抗原ペプチドがもったいないので。

一つ心配なのは手元にあるその抗原ペプチドは水溶液に溶けますかね?アミノ酸組成によって溶けにくいかもしれない。溶けないならキャリアに付けたものを使う事になるけど、そうするとキャリアへの抗体も吸収してしまう可能性も出てくるので、キャリアだけでの競合実験もして、こちらでは吸収されないことも示す必要が(正攻法では)あるかもしれないです。

(無題) 削除/引用
No.3182-3 - 2010/09/10 (金) 21:53:46 - うーん
僕だったらめんどくさがりやなのでネットサーフィンして一瞬で参考文献見つけますかねワラ

http://www.cellsignal.com/pdf/1060.pdf

こんなん参考になるのでは?peptide濃度も書いてあるし時間や条件も書いてあるでしょう。

よくやる吸収実験ですよね。

(無題) 削除/引用
No.3182-2 - 2010/09/10 (金) 21:45:28 - Actias
抗体をペプチドでブロックして、機能を失わせることがしたいようですが。

ぼくだったら、今すぐ図書室に行って、Cell かGene Dev を片っ端から見ます
抗体機能をブロックすることが期待できないネガティブコントロールのペプチドはありますか?

免疫吸着について 削除/引用
No.3182-1 - 2010/09/10 (金) 16:40:38 - たた
SDS-PAGEのあと、特異的抗体を用いたウエスタンブロットを行っています。

そこで質問なのですが、目的バンドを免疫吸着(表現は正しいのでしょうか?)を用いた方法によって消失させ、見ているバンドが確かに目的のものであることを証明したいと思いますが、そのやり方を調べても以外と出てきません。実際にはどのように行うのでしょうか。

なお、現在抗体作製の際に、免疫原として用いた合成ペプチドは持っています。

@1次抗体と抗原ペプチドをpre-incubateしたうえで、1次抗体反応を御子会えばよいのでしょうか。

A実際に用いる抗原ペプチドはどのくらいの量を反応に用いるのでしょうか。

実際にこのような実験のプロトコルが載っているサイト等もありましたら併せてお伺いしたく存じます。

宜しくお願いいたします。

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