orz... (濃度は単位ないし...)
ドットブロッターやスロットブロッターと呼ばれる機器を使うと、スポットの大きさを揃えられます。基本的には膜を決まった大きさの穴が空いた器具に挟み、吸引する装置です。
(誰でも思いつく)簡便法として行っている方法を紹介します。もっと上手な方法はあるとは思います。
手作業で行うとスポットの大きさが変わってしまうのが難点ですが、検出が発光など定量しやすいものはそこそこうまく行きます。
(1)溶液は、2~5uLに揃える(全部2uLとか)。濃過ぎると結合容量超過となります。
10uLだとスポットが大きくなります。
(2)鉛筆などでスポット位置をマーキングする(実際にスポットするのはマークの無いところ)。
最低でも5mmほどは離した方がよいです。
(3)PVDF膜ならメタノールで親水性処理を行い、PBSなどに置換する。
(4)ペーパータオルで軽く挟んで余分なPBSを吸い取り(吸い取りすぎるとダメ)、新しいペーパータオルの上に置く。
(5)素早く(白く乾かないうちに)、一定量をP2ピペットマンでスポットしていく。
数が多い場合は、8連ピペットを利用する。
(6)スポットした溶液がしみ込んだらblockingを行なう。なお、膜が一部乾いたら、PBS-0.05%tween20などで湿らせて(白い部分が無くなって)から行なう。
実験目的に合えばよいけど。 |
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