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血中エタノール測定 トピック削除
No.3136-TOPIC - 2010/09/03 (金) 00:41:10 - sativa
 現在ラットにエタノールを経口投与した後に、その血中エタノール濃度を測定しようと試みております。
 手法としては、腹部大動脈採血により採取した全血を除タンパクしたサンプルをヘッドスペースガスクロマトグラフィーにより分析しています。
 
 しかし、投与量に対して想定される血中濃度に到底達しない程度しか測定ができておりません。文献等も調べてはいるのですが、分析値が改善されません。
 サンプル採取の際のコツや、測定する上での注意点などご存知の方いらっしゃいましたら御教授下さい。
 
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No.3136-7 - 2010/09/17 (金) 11:10:57 - yun
私も現在ラットにて血中アルコールの測定を行っています。

アルコール投与後、尾静脈採血にて経時的に採血し、ロシュのエタノールFキットで測定しています。凍結保存した血清を除タンパクし使っていますが、問題なく測れています。きちんと密封していれば、採血後にアルコールがすぐ消失してしまうことはないように思います。

採血は何時間後に行っていますか?
投与量にもよりますが、だいたい1〜3時間でピークになりその後急速に減少していきます。6時間以降だとほとんど分解されています。

ご参考まで

(無題) 削除/引用
No.3136-6 - 2010/09/05 (日) 23:52:30 - TS
投与しているエタノール量、サンプリング時間が確かに妥当だとして、そうすると、血液に入っていないか、採血してからなくなっちゃってるか、ですよね。

かなり苦戦しているようですので、凍結保存などはもちろん避けているのですよね?(当日分析) それに常に氷上保存で。

ちなみに論文のデータは、腹部大動脈血なのですか?
門脈で採血はしたことはないのですか?
肝臓でかなり壊れると思うので、循環血に入る前のほうが、濃度は高くなると思うのですが。
ラットなら門脈でもかなり取れますしね。

あまり建設的なアドバイスがなくて恐縮ですが。

(無題) 削除/引用
No.3136-5 - 2010/09/05 (日) 18:03:02 - sativa
>xyz様
これまで全血を用いていたため、除タンパクせずにそのままヘッドスペースGCに供することは考えておりませんでした。全血をそのまま用いると、血球によりエタノールが酸化され、アセトアルデヒドの産生が起こる恐れがあることが知られていたので検討してこなかったのですが、血漿で試してみようと思います。

>TS様
回収試験を行った結果、GCでの検出は可能であると判断しています。また、既知濃度のエタノールを血液に添加したサンプルをGCで分析した結果、想定される血中濃度での検量線は直線性が得られております。そのため、GCでの分析法には問題はないのだろうと考えていたのですが、いざラットから採取した血液を測定しようとしてもうまくいかない状態が続いていました。そこで、サンプリング方法を現在検討しているのですが改善されていません。自分では分からないような疑わしい個所やコツなどあればと思い、質問させていただきました。どうぞよろしくお願いします。

>Kanata様
カラムはアジレントのDB-WAXを使っています。内径が0.25mmのものしか手元になかったので、内径はやや細いものを使用せざるを得ない状況です。
論文については、1982ごろからの論文がヘッドスペースGCについて報告が多かったため、そこを中心に調べていて知りませんでした。早速調べてみようと思います。ありがとうございます。

みなさんコメントありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3136-4 - 2010/09/04 (土) 21:34:37 - Kanata
TSさん、xyzさんのコメントに付け加えて

・カラムは何を使っていますか?

アルコール類はGC測定サンプルの溶解にも使いますし、除蛋白にも使うので定量どれだけできるのだろう?と疑問に思っていたのですが、1966年の論文で回収率など検討しているものがあるので、(すでにお持ちかと思いますが)ご参考までに

衛生化学12 (1966)331-334

です。

(無題) 削除/引用
No.3136-3 - 2010/09/04 (土) 11:31:41 - TS
どのステップに問題があるのかを見極めるのが先決ではないでしょうか?

サンプリング?分析方法?

基本中の基本だと思いますが、回収試験は行いましたか? 血液に既知の濃度のエタノールを加えて、それが最低90%以上、GCで検出できるかどうか。

この結果如何で、対処方法が変わってくると思います。

(無題) 削除/引用
No.3136-2 - 2010/09/04 (土) 08:43:42 - xyz
参考にされた文献の方法に従うのがいいと思いますが、除タンパクせずにそのまま測定してはダメですか?

血中エタノール測定 削除/引用
No.3136-1 - 2010/09/03 (金) 00:41:10 - sativa
 現在ラットにエタノールを経口投与した後に、その血中エタノール濃度を測定しようと試みております。
 手法としては、腹部大動脈採血により採取した全血を除タンパクしたサンプルをヘッドスペースガスクロマトグラフィーにより分析しています。
 
 しかし、投与量に対して想定される血中濃度に到底達しない程度しか測定ができておりません。文献等も調べてはいるのですが、分析値が改善されません。
 サンプル採取の際のコツや、測定する上での注意点などご存知の方いらっしゃいましたら御教授下さい。

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