>Housekeeping geneはその菌体ではまだ明らかにはなっていません。
まずはそこからあなたが確定しないと、QPCRの系は動きませんよ。あなたの興味ある糸状菌でのQPCRの系が、既報にないとするならば、調べたいステージ間での発現が一定になる遺伝子を内部標準として確保しなければなりません。一般的に、GAPDH, Actin, Tublinなどの遺伝子配列からプライマーを設計して、調べるしかありません。それらの遺伝子の配列が登録されていなければ、クローニングから始めなければなりません。
>菌体からのRNA抽出効率は培養条件の関係より一定にするのは困難です。
RNAの抽出効率を調べるのは非常に難しいと思います。インタクトなRNAをどのステージからも確保することが重要かと思います。
>トータルRNAに含まれるmRNAの量は常に一定なのでしょうか?
違います。
>目的遺伝子の発現量ではなく、トータルRNA中のmRNAの量が変化し、それを観測しているということなのでしょうか?
?
>培養条件を変えた細胞間の遺伝子の発現量の差なのですが、どうすればよいかわかりません。
あなたが参考にしている論文ではどのような実験が行われ、どのような結果が得られ、どのような考察をえているのでしょうか。それを整理する必要があります。 |
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