現在GPCRをin situ hybridization で染めようとしているのですが、
いまのところ「染まっている傾向がなんとなく見られる(教授に見ていただいたところ)」というだけで、
はっきりしたシグナルが得られていません。
染まっていそうな部分の発色を待つとバックの染色が濃くなって
わかりにくくなってしまいます。
サンプル組織はスライドグラスにはりつけた生切片(10μm)を
使っています。
一般的な、検出したいものに特異的なDIG RNA probeを用いた、
NBT/BCIPのアルカリフォスファターゼによる発色を行っています。
プローブは約600bpのものを用いています。
振れる条件(プローブ濃度やハイブリ温度)は、結構検討しました。
いつも入れているポジコン(条件確定済み:同じ組織で他のmRNAを検出)は染まっています。
フルオレセイン蛍光発色や、可能であればチラミドシグナル増幅法も
検討しようかなと考えています。
in situ は初心者なので、幼稚で分かり難い部分もあるかと思いますが、
GPCRなど発現量の低いものをISHで染めるためのいいアイデアがある方は
どうかご教授よろしくお願い致します。 |
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