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コーンオイルでの腹腔内投与 トピック削除
No.3000-TOPIC - 2010/08/07 (土) 12:54:02 - つばさ
今、試薬の溶媒として文献を参考にし、
DMSO:コーンオイル=3:2の割合で溶かし、調整している試薬があり
それをマウスに腹腔内投与で10日間連続投与をしているのですが、
投与後どうもマウスの様子が変で、二日目には元気がなくなっており
目を閉じたままのマウスが多く、さらに投与後に死んでしまうマウスも出てきました。

溶媒のみ投与しているマウスも同じようなことが起こっており、
死んだマウスを解剖してみても、とくに変化はないように見え
何が原因なのか分からない次第です。

同じような実験を行われている方、
コーンオイルを投与したことがある方
何かアドバイスや良い方法などご存知の方おられませんか?

よろしくお願いします。
 
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(無題) 削除/引用
No.3000-10 - 2010/08/08 (日) 16:27:19 - Boston
> Salineに溶かしてみても全然溶けなかったので、例えばDMSOに溶けたとして、Salineで希釈しても析出しそうな気がします。
DMSO に溶かす利点の1つとして、化合物粒子を小さくできる点です。乳鉢やソニケーションで機械的に粒子を小さくするよりも効果的です。理論的には、水分子と接する化合物粒子の表面積が大きくなるので、溶解度が大きくなるはずです。生食で何倍希釈したら析出するのかは、化合物の性質によります。試すしか無いと思います。

> エタノールは最終的に何%までマウスに投与しても大丈夫なのでしょうか?
前に検索したのですが絶対量を忘れてしまいました。
BL/6 はアルコールに弱いことは覚えています。

i.p. でなく、s.c. に変更することも検討してみてはどうでしょうか。
内臓を直接刺激しないし、日ごとにインジェクションする部位を変えることができます。
同じ部位に投与するとしこりみたいのができます(繊維化?)。ただ、投与を中止して、1週間にはなくなっていました。薬理学的に吸収、代謝速度に違いがあるはずなので、濃度の条件検討が必要かもしれません。

以前使用しました 削除/引用
No.3000-9 - 2010/08/08 (日) 15:51:34 - 帖
0.5%メチルセルロースはどうでしょうか?

難しいですね 削除/引用
No.3000-8 - 2010/08/08 (日) 12:59:30 - つばさ
今日またマウスが死んでいました。。
やっぱり原因はDMSOにありそうですね。
皆様に聞きたいのですが、コーンオイルが原因というのは考えられますか?
もし、コーンオイルにも原因があるのなら、
いくらDMSOの量を減らしても意味がない気がして…

それと、暖めて溶かすということなのですが、
試薬が-20℃保存のものなので、暖めて溶かす…となると
安定性が非常に気になります。
Salineに溶かしてみても全然溶けなかったので、
例えばDMSOに溶けたとして、Salineで希釈しても析出しそうな気がします。

それとエタノール+ソニケーション→Salineで希釈
というプロトコルなんですが、エタノールは最終的に
何%までマウスに投与しても大丈夫なのでしょうか?

試薬は、1,3ジシクロへキシルウレアというものなのですが、
溶かしたことのある方おられますか?

(無題) 削除/引用
No.3000-7 - 2010/08/08 (日) 11:30:33 - から
Bostonさんのご指摘にあるように加熱をまず試みられることをおすすめします。DMSOに室温で1時間くらい振とうすれば溶けるようなものは、DMSOに溶かして70度に熱するとすぐに溶けるような印象があります。いったん溶けたものはconroilと混ぜても析出は余りしないはずですので、加熱してどこまで濃い濃度にできるかを調べられて、できるだけDMSO量を減らすようにするのが一番現実的な気もします。試薬の安定性がネックになりますので、加熱時間は最短で。
 あるいはやったことはないのですが、cornoilを加熱して直接溶かすことはできないでしょうか?それが一番毒性は少ないでしょう。他には、酸か、アルカリだと溶ける場合もたまにあります。

(無題) 削除/引用
No.3000-6 - 2010/08/07 (土) 21:29:53 - himawari
Bostonさんのプロトコルは製薬会社等でよく使うので参考になると思います。
EtOHの他、DMSO、アセトンって感じでしょうか。

最初に試薬を有機溶媒に溶かし、ソニケーションしてから生食や滅菌水で希釈、ソニケーションといった具合で溶かします。

(無題) 削除/引用
No.3000-5 - 2010/08/07 (土) 21:23:10 - himawari
DMSOによる急性肝障害が原因かもしれませんね。
i.p.でfinal 40%は濃度が高いと思います。
私の経験上ではDMSOが最高20%であれば、連日i.p.で少なくても1週間、マウスは死ぬことはありませんでした。
(マウスはC57bk、Balb/C、ICR、ddYで確認済み、投与量は0.2〜0.4ml/mouse)
ただし、この濃度になるようにDMSOとコーンオイルを混ぜて投与したことはありません。

試薬がどのような性状かわかりませんが、無理にすべてを溶かさず多少白濁orペレットができたままi.p.してもよいと思います。

50% DMSOを使って試薬をソニケーションすることできますか?
これで溶けない、白濁しないとなるとかなり脂溶性が高い試薬ですね。

コーンオイルもDMSO同様に粘性があるので、普通、投与しやすくするために若干の水と混ぜると思うんですけど。。。

DMSOもダメ、コーンオイルもダメならPEG(1500〜4000?分子量を忘れました)という手もありますよ。

(無題) 削除/引用
No.3000-4 - 2010/08/07 (土) 15:08:28 - Boston
100% DMSO 0.1 mL i.p. 1 shot/day x 2 days の経験があります。

食欲がないのか小腸がペッタンコになった個体や、
逆にパンパンにふくれていた個体がいました。

からさんがご指摘のように、数日間におよぶ連続投与の場合は、希釈するのが基本です。
安定な物質であれば、加熱処理で溶解度をあげることが可能だと思います。

エタノール+ソニケーション --> 生食希釈 --> i.p. もオプションですが、
希釈時に析出しそうですね。

すみません 削除/引用
No.3000-3 - 2010/08/07 (土) 13:45:52 - つばさ
すみません…
割合が逆でした。DMSO:コーンオイル=2:3でした。
でもそれでもDMSOは40%とかなり高めだと自分でも思っています。
投与量は0.1mL/10gで行っているので、
マウス一匹あたり0.2~0.3mL投与してます。
また、投与する際にコーンオイルの粘性が高いようで、
注射針が通りづらく投与する時に抵抗がありやりづらいです。
試薬も、DMSOを入れて1時間くらいシェイカーで揺らしておかないと
溶けない状態でなかなか溶けにくいです。
少量のDMSOで溶ければ、コーンオイルで希釈する量を増やせば…
だと楽でいいんですが…。。。

(無題) 削除/引用
No.3000-2 - 2010/08/07 (土) 13:09:21 - から
DMSOの量にかなり無理がある気がしますが、量はどれくらいですか?ごく少量のDMSOに溶かしてそれをコーンオイルでかなり希釈して投与するのが普通かと思うのですが。

コーンオイルでの腹腔内投与 削除/引用
No.3000-1 - 2010/08/07 (土) 12:54:02 - つばさ
今、試薬の溶媒として文献を参考にし、
DMSO:コーンオイル=3:2の割合で溶かし、調整している試薬があり
それをマウスに腹腔内投与で10日間連続投与をしているのですが、
投与後どうもマウスの様子が変で、二日目には元気がなくなっており
目を閉じたままのマウスが多く、さらに投与後に死んでしまうマウスも出てきました。

溶媒のみ投与しているマウスも同じようなことが起こっており、
死んだマウスを解剖してみても、とくに変化はないように見え
何が原因なのか分からない次第です。

同じような実験を行われている方、
コーンオイルを投与したことがある方
何かアドバイスや良い方法などご存知の方おられませんか?

よろしくお願いします。

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