> その際に発現・精製について有用な方法等がありましたら、
> 教えて頂きたいと思い投稿しました。
> 具体的な方法だけではなく、
> 大腸菌内の亜鉛濃度や取り込みについて、
> 金属タンパク質の金属保持能力(buffer交換等に対して)
> などについての助言等もありましたらお願いします。
あまり詳しく言うと身元がばれるのでリファレンスは示せませんが
以前Zinc fingerを大腸菌で発現-精製していた同僚の論文を
確認してみました。
<発現>
大腸菌:BL21(DE3)pLys
誘導時のOD600:0.6
誘導:1mMIPTG(final)
添加:10uM ZnCl2(final,誘導時に添加)
発現誘導時の温度:37°C(?はっきりしませんが多分この温度)
<精製>
1.SP-sepharose
2.Mono-S
3.Gel filtration
の順でカラム精製
この方法がそのままトピ主さんのケースにあてはまるとは
必ずしも思えませんが、誘導時に10uM ZnCl2を添加するのは
参考になると思います。同僚が発現時にZnCl2を添加するのを
忘れて蛋白質が全て沈殿に行ってしまったのを見たことが
ありますから。 |
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