反応液量が解りませんので、自分の場合で書かせていただきますと
25μlでの反応中にhunam genome DNAを10ng加えれば、ミスマッチプライマー
でないかぎり大抵の場合増幅しております。
Template, Primerともに入れすぎは良くありませんので、
プライマー濃度も変化させてみるのが良いかと思います。
自分の場合ですと
Template :上記の量
Primer:それぞれ最終濃度300nM
MgCl2:1.5mM
を基本条件として、それから良い条件を探して行きます。
(アニーリング温度は2℃単位で振っています)
また、マルチバンドとのことですので、数%程度のDMSOの添加を同時に検討されると良いと思います。
色々試した結果、プライマーの再設計が正解と言うこともままありますので、
ある程度試して改善しないようならボスに相談してみたほうが良いと思います。
経験者さんの書かれているように、step down PCRも良い手だと思います。
どちらかというと、もう少し長いPCRで良くお世話になっている方法です。 |
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