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論文の校正 トピック削除
No.2947-TOPIC - 2010/07/28 (水) 09:48:13 - けん
論文の書き方に関して質問です。
質問は単純です。みなさん文章の校正にどれくらい時間をかけますか?
文章の書き方、ニュアンスがかなり成否を分けるという方が大部分だと思いますが、
一方で、論文なんて出たとこ勝負で、ある程度数を打って、
駄目なら次、また次とやっていると大当たりものだという方もいます。
要は、アクせぷとは、運に左右される部分が多いから、校正に多大な時間をかけるのは無駄、骨があればいいという考え方です。
たとえ文章が稚拙であってもあまり気にする必要がないという人もいます。
正解はないと思いますが、皆さんのお話を聞きたいです。
馬鹿にされそうな質問ですが、一方で研究者の根幹にもかかわることだと思います。
 
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No.2947-11 - 2010/07/31 (土) 04:48:17 - kousei

>確認のための実験や予備実験を殆どせずに次の実験に進む姿勢は、私の印象では”粗い”感じでしたが、レビューアの要求する実験をこなしてアクセプとまでたどり着いた時点でも最終的な実験回数は少なく、実に効率的でした。私にはまだ真似もできませんが。<

友達が大学院に入った頃、既にその所属研究室から論文になっている実験を、練習もかねて自分の手でもやってみようとしたらそこの教授にえらく怒られたそうです。既に結論でたことは2度やっても時間と金の無駄なのでそういう後向きのことはするな、という方針なのだそうでした。また自分の実験で再現性取れなくて困っているときは、『一度でもやってうまくいったのだから、事実は事実。』と言われたそうです。一発屋的な継続性のないテーマが多かったそうです。

(無題) 削除/引用
No.2947-10 - 2010/07/31 (土) 04:24:10 - kousei
ずっと前ですが、先生が、共同研究の先生とお話ししてて、JBCとかそのあたりの雑誌にとりあえず投稿してみて、それでどうも難しいようなら、最後はPNASという手もちょっとかんがえてみようかと(このPNASの部分はすこし小声)で言ってました。当時の私はいまよりももっとあれだったので、PNASの方が上なのに変じゃ?思いましたが、いまなんとなくわかりました。

(無題) 削除/引用
No.2947-9 - 2010/07/30 (金) 19:23:02 - ザンギ
>昔のPNAS

これは運ではなくてコネでした。

(無題) 削除/引用
No.2947-8 - 2010/07/30 (金) 06:55:48 - Real-time
>データが不完全だったり実験に不備がある場合などです
自分の基準でこれにひっかかるような論文を出せる人は余程精神が頑丈だと思います。何らかのレビューアのレスポンスがもらえるなら別ですが、ただのリジェクトでは意味が無いからです。

しかし、私が見た幾人かのフランス研究者は総実験数が日本人から見ると少なく、最小の労力と時間で論文が書けるように努力をしているようでした。確認のための実験や予備実験を殆どせずに次の実験に進む姿勢は、私の印象では”粗い”感じでしたが、レビューアの要求する実験をこなしてアクセプとまでたどり着いた時点でも最終的な実験回数は少なく、実に効率的でした。私にはまだ真似もできませんが。

仮説証明のために必要な実験はしなければなりませんし、投稿前にネイティブに論文を見せて間違いを指摘してもらうことは大事です。ただあら捜しは自分がしなくてもレビューアがしてくれるので、壊れるまで石橋をたたき続けなくてもいいとは思います。

よくできた論文でもレビューアとの相性が悪く、落とされることはあります。また昔のPNASでは何故これが通るのか理解に苦しむ論文もありました。運の要素が無いとは言えませんが、自分で明らかな不備があると思う論文が運良く通るのを待つのは、精神衛生上非常にきついと思うので避けたほうがいいです。

(無題) 削除/引用
No.2947-7 - 2010/07/29 (木) 23:05:58 - 名無し
論文が受理されない場合、全く異質の2つのケースがあると思うのです。一つはデータの持つ影響力が小さいという場合で、データのもつインパクトの程度と、いわゆる世間的な雑誌のランクと比較的良く相関するようなので、順番にランクを下げて行ってどこかで通るというのはこういうケースではいでしょうか。よく『面白いけど載せるほどではない』とコメントされるやつです。(ただあくまでもその時代の科学者の評価であって後から見れば実はたいしたことなかったとか、実は解釈の誤りだったとかが明らかになる可能性は常に孕んでいますし、逆に不当に過小評価されて小さな雑誌にうもれてしまって、ずっと後からじつは非常に先駆的な研究だったことが判明する場合もあるとおもいます。)

もう一つはデータが不完全だったり実験に不備がある場合などです。この場合はおそらく雑誌のランクに関係なく、そもそも学術論文としてのレベルに達していないと見らるのでそのままでは受理されるのは難しいでしょう。なぜならばどこの雑誌も、まず学術雑誌として一定の質を維持したいと考えているますから。またデータの不完全さを文章でカバーしようとすると言い訳がおおくなり本文自体説明的で無駄に長くなりがちです。そういう原稿は読んでいて非常に疲れます。よく論文通すには書き方が重要という人が居ますが、データの不完全さは文章力や英語力ではカバーしきれるようなものでなく、レフェリーにはたいていばれます。

「つまらない論文」といい「いい加減な論文」は全く別のものです。質問者の人が例として挙げている論文は後者ような論文ではないでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.2947-6 - 2010/07/29 (木) 15:58:09 - あ
実際にどれくらいの額で書いてくれるんでしょうか?日本人でも依頼できますか?

(無題) 削除/引用
No.2947-5 - 2010/07/29 (木) 10:00:10 - Kazu
同じデータでも文章が稚拙なまま投稿すれば、rejectされる確率は増えますので生存競争上不利です。また推敲に1年かければdataは古くなってしまいますので生存競争上不利ということになります。

校正だけの問題なら、業者にお願いされたらいいと思います。

前にもかいたような気がしますが、アメリカの金持ちラボなら専門のライターがいますので、筆頭著者であっても文章を書く必要はありません。

すべてはお金の世界です。

またアクセプトは内容と、運と、表現力等様々なfactorに左右されますので、いずれもよいものを心がけ、アクセプトされる確率を増やさないといけないというのが一般的な考え方のような気がします。

(無題) 削除/引用
No.2947-4 - 2010/07/29 (木) 09:22:33 - う
名無しさんもおっしゃっていますが、質問者様が何を想定しているのかよくわからない。
英語の書き方、使い方なのか?
そもそもの文章構成力なのか?

もし、前者ならネイティブに見てもらうとか、中にはレビューアーのコメントに
交遊表現がいいのではとコメントする人もいる。

もし、後者なら、

>たとえ文章が稚拙であってもあまり気にする必要がないという人もいます。

何ですかその考え方、そんな人いないでしょう。そんなんじゃ、科研費も通らないです。


前者後者、どちらにしても

>要は、アクせぷとは、運に左右される部分が多いから、校正に多大な時間をかけるのは無駄、骨があればいいという考え方です。

アクセプトが運って、阿呆かと思います。

(無題) 削除/引用
No.2947-3 - 2010/07/29 (木) 00:17:26 - 名無し
校正という言葉を繰り返し使われていますが、校正と推敲とはかなり意味が違うと思うですが、ほんとに校正ということでいいのでしょうか。間違ってたら大変失礼なのですが、書かれた内容から見てもしかすると推敲のことを校正といってるのかな?とも思うところがあるのですがそのあたりはどうなんでしょうか。文章のなかで意味するところが文脈に照らして分かりかねるところがいくつかあり、おっしゃっていることがまだ十分に理解出来ていないのですが、あるていど成熟した研究者ならば自分のやった仕事の内容を相対的客観的に見る眼が出来ているので、すくなくともこのような投稿の仕方をされている人はあまりいないと思います。

(無題) 削除/引用
No.2947-2 - 2010/07/28 (水) 22:47:46 - 通りすがり
>一方で、論文なんて出たとこ勝負で、ある程度数を打って、駄目なら次、また次とやっていると大当たりものだという方もいます。要は、アクせぷとは、運に左右される部分が多いから、校正に多大な時間をかけるのは無駄、骨があればいいという考え方です。

 まともな研究者でこういう考え方をする人はいないと思いますよ。だって、いい雑誌から順番に投稿するわけですよね。5番目の雑誌で当たっても、そんなにうれしくないでしょう。

 実験系の場合、データに関しては一番時間とお金を取られる部分ですので、欲しいデータを待てずに投稿することはあるかと思います。しかし、文章に関しては、どこでも簡単にできる作業ですよね。通勤電車の中で、頭の中で構想を寝ることもできるわけです。もちろん、家でも作業できます。このように、簡単にできる部分で妥協するのは私は少し変ではないかと思います。やはり、最低でも、自分の中で最善のものを作るべきと思います。(そうすれば、Rejectの時に後悔が少ないという、後ろ向きの意味もありますが)

論文の校正 削除/引用
No.2947-1 - 2010/07/28 (水) 09:48:13 - けん
論文の書き方に関して質問です。
質問は単純です。みなさん文章の校正にどれくらい時間をかけますか?
文章の書き方、ニュアンスがかなり成否を分けるという方が大部分だと思いますが、
一方で、論文なんて出たとこ勝負で、ある程度数を打って、
駄目なら次、また次とやっていると大当たりものだという方もいます。
要は、アクせぷとは、運に左右される部分が多いから、校正に多大な時間をかけるのは無駄、骨があればいいという考え方です。
たとえ文章が稚拙であってもあまり気にする必要がないという人もいます。
正解はないと思いますが、皆さんのお話を聞きたいです。
馬鹿にされそうな質問ですが、一方で研究者の根幹にもかかわることだと思います。

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