染まっているのか染まっていないのかよくわからない状態というのは、色が薄いとか、全体が染まってしまって、何がなんだかよくわからない、とか?
アルシアンブルー染色自体はそんなに出来不出来のある染色方法ではありませんし、通常、病理検査で一般的に用いられるアルシアンブルー染色では染まるものと染まらない物とがはっきりしています。
この方法は、pH1.0ではありませんが、蒸留水に1%の割合でアルシアンブルーを溶かしたもので、15分から20分、ただ漬けておけば、染まる物があれば染まります。陽性コントロールとして、大腸の粘膜にあるゴブレット細胞がよいコントロールになります、軟骨でもよいです。パラフイン切片でもきれいに染まります。
もし、この方法でも染まっているのか染まっていないのかよくわからない状態ならば、基本的に何かが間違っています。よく、本に書いているとおり染めているが染まらん!と言っている人の話を詳しく聞くと、オイオイ、そりゃ違うだろう、と言うことがあります。
一般的な方法でちょっと染めてみてください、ちなみに組織はなんですか? |
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