皆さんリークを指摘なされているので、それ以外の可能性として、チップを溶液深く入れると水圧で液体が本来の量より多く入ることがあります。溶液が冷えた状態だとチップ内の空気の収縮により、この現象が大きくなります。
”水溶液”なので極度に粘性が高い、比重が重い、または揮発性があったりはしないと思いますが、常温の純水でうまくいっても、他の溶液では思うようにいかない事があります。揮発性の場合は溶液を冷やしピペットチップも溶液中で冷やしてから時間をかけずに操作し、粘度が高い場合ピペッティングの最初と最後の操作をゆっくり行うとより正確に測れます。
自分で内部のO-ringとシールを交換してもいいでしょう。私が行っている限りでは、大丈夫でした。ただ、周りにそういうことをした人がいない場合は、修理に出した方が良いです。P10のシャフトは細いため、下手をすると変形して使い物にならなくなります。 |
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