古典的なやり方として、そのプロモーターとエンハンサーと推測している領域をふくむ5kbpをルシフェラーゼにつなぐというてがありますね。でその推定エンハンサー領域を潰すか削るかしてルシフェラーゼ活性が落ちるかどうかをみるといいかと思います。
ただし、このようなアッセーは染色体上の環境を無視していますからルシフェラーゼが動かないからといってエンハンサーとして働いてないというのは勇気が入りますね。
転写の研究は結構長い間離れてますので、もう少し新しい知識をおもちの方がコメントしてくれるといい方法が見つかるかもしれません。
できるかもしれないと思う実験はそのエンハンサーに結合するトランスファクター(転写因子)でChipアッセーすると、エンハンサーは基本転写因子と何らかの形で結合しているでしょうし基本転写因子はプロモーター(転写開始位置付近)に結合しているので、エンハンサー領域とプロモーター領域両方PCRで検出できるのではと思ったりもします。
あとその転写因子が脱メチル化に関与していれば、そのエンハンサーに結合することにより、その領域や下流のプロモーター領域付近までのメチレーションの解除が見れるかもしれません。ヒストンの修飾も同じようなことが期待できるかもしれませんね。
いずれにせよ、知っている知識の断片からの想像ですので、
一度ご自身でご確認ください。 |
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