固定法、包埋法を書いていただかないと、何が原因かよくわからないです。(間質でなく精細管を見たい場合、ぱらっとなっても問題はないかもしれません。)
形態を重視するなら、ブアン固定からパラフィン包埋に持っていけば、間質も保持されると思います。問題点はブアンの中のピクリン酸に青と緑の自家蛍光があり、染色に赤のチャンネルだけ使えることかもしれません。
また、固定液の種類に限らず、カンリュウ固定はしないほうが良いかもしれません。精巣はBTBによって守られていて、血管からは固定液が浸透しにくいと思われます。未固定で摘出後、精巣を二つにかみそりで切り、周りを覆っている膜(白膜?強膜?)をできるだけ取り除いた後に浸漬固定すれば良いかと思います。 |
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