できます。NuSieveの説明書(ハンドブック)に泳動例の写真があると思いますが、それくらいなら十分分離できる性能があります。
手近の自分の実験記録を見たら、3%で170 bpと150 bpのタイピングをしていました(もっとも、これは普段使いのアガロースでも3%で出来ていた。けれどNuSieveの方が分離もバンドもシャープ)。
4%は100 bp以下程度の断片の分離には良いかもしれませんが、200-300 bpには濃すぎて分離が悪くなる(バンドの間隔が狭くなりすぎる)と思います。2-3%くらいで良いんじゃないでしょうか。添付のハンドブックに濃度ごと、バッファー種ごと泳動像が出ていたはずなので、自分の見たいサイズが良く分離できそうな濃度を選んでください。
もしも、コストを気にするなら、使用後のゲルをためておいて、
・一旦、DNAを流しきったあとそのまま再利用する。
・重量を測定した後、オートクレーブで溶かし、蒸発して減った分に相当する重量の蒸留水を加えて再びcastingする。
なんててもあります。
大量サンプルのタイピングを継続的、連続的にやるときはそうしています。 |
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