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細胞保存用タンクの使い方 トピック削除
No.2790-TOPIC - 2010/06/27 (日) 23:54:25 - TS
いつも勉強させていただいております。

ちょっと気になったことがあり、教えていただきたく投稿しました。

細胞保存用の液体窒素タンクについてです。
原則として、細胞の入ったバイアル(プラスチックの)は、タンク内の気層での凍結保存ということになっていると思います。私が間違ってなければ、この理由は、タンクからバイアルを取り出した時に、バイアルが破裂しないためだと思います。

しかしながら、私の場合、液体窒素の液相に浸かってしまっているバイアルを取り出した時にも破裂した経験は一度もなく、ほんとうに破裂は起きるものなのかと不思議に思いました。

もちろん、もしも液体窒素がバイアル内に入ってしまい、それを取り出した時に、液体窒素がバイアルの隙間からうまく抜けなかったら、破裂しうるということは理解できるのですが…

実際に、破裂したとか、あるいはそのような事例を聞いたことがある方はおりますでしょうか?

長文になってしまいましたが、この質問をさせていただいた理由は、タンクに液体窒素を充てんするとき、なるべくたくさん入れて、次に充填するまでの期間をできるだけ伸ばしたいと思っているのですが、ぎりぎりまで入れたりしも大丈夫なものかな、と思ったためです。
 
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No.2790-12 - 2010/06/30 (水) 21:07:29 - take_
うちは、めがねじゃなくって、マスク(エチブロ染色のゲルを見るときにつける溶接マスクみたいなの)をタンクの上に常備しています。

(無題) 削除/引用
No.2790-11 - 2010/06/30 (水) 17:19:51 - N2
実際に起きてましたか。実験するときはめがねをかけるのは基本だとはこういうときに実感します。防爆めがねでなくても普通のでも、あるのと無いのとでは全然違います。他にも、実験中に何かが起きて目がやられてしまったという事故はたびたび耳にします。指導者の監督責任が問われる可能性もあるので、ラボを持ってる人は気をつけないとといけないですね。

(無題) 削除/引用
No.2790-10 - 2010/06/30 (水) 13:51:26 - 東海岸ポスドク
昔の同僚が破裂させて失明しかけ、手術を受けました。
以来私のラボでは皆防護メガネをちゃんとつけるようになりました。
破裂しますし、威力は強力です。

(無題) 削除/引用
No.2790-9 - 2010/06/29 (火) 20:57:05 - ザンギ
バイアル中に空気があれば、液体窒素に沈めることで空気が液化して陰圧に
なるはずだし、シールも縮むでしょうし、バイアル中に液体窒素が侵入する
のはしょうがないんでしょうね。

(無題) 削除/引用
No.2790-8 - 2010/06/28 (月) 22:54:43 - ami
37℃にしたら破裂することが多いので、とりあえずタンクから出したらちょっとだけふたを緩めてます。たまに、ぷしゅ、とか音がして窒素?が出て行きます。

(無題) 削除/引用
No.2790-7 - 2010/06/28 (月) 19:33:04 - UC
 こんにちは。恥ずかしながら、今のラボに来てから、頻繁に凍結細胞を扱うようになったのですが、「気層での凍結保存」というのは初耳でした。うちのラボでは、大型タンクが10本以上ありますが、どれも液体窒素がたっぷりと入っており、バイアル(たいていNunc製)およびトレイ(プラスチック)は完全に液相に浸かっています。で、解凍時の破損は一度も経験がないですし、聞いたこともありませんでした。今では、気相での保存が主流なんでしょうか。
 あと、液体窒素中のマイコプラズマ汚染ってあるんですねぇ。

(無題) 削除/引用
No.2790-6 - 2010/06/28 (月) 10:07:06 - TS
みなさん、初歩的な質問に大して、色々なご経験談をありがとうございました。

意外と、これによるチューブの破裂、破損事故は起こるのですね。自分の周りでは一度も聞いたことがなかったので少々驚きました(一部のチューブが液層に浸かっている状態で保存しているラボで)。

破裂防止と、指摘して頂いた、コンタミ防止対策のためにも、
横着しないで、気層保存を心がけます。

また何かありましたら、教えてください。

(無題) 削除/引用
No.2790-5 - 2010/06/28 (月) 09:58:18 - N2
自慢じゃないですが、37度の水槽につけた瞬間に破裂させたことが2度あります。結構な衝撃でした。手のひらの中だったのでけがもなかったですが、目に飛んでいったりすると危険だったかもしれません。2回の経験からものをいうのはいかがなものかとは思いますが、メーカーによって破裂しやすさが多少は違うような気がしないでもありません。いずれもNuncのでした。すべてかどうかは知りませんが、Nuncのは材質が他社のに比べて少し堅くないですかね。ともかく、それ以来、液層に浸ってしまったのは取り出したときに、すぐにほんの少しだけ緩めてガス抜きするようにしています。

(無題) 削除/引用
No.2790-4 - 2010/06/28 (月) 08:46:28 - take
聞いたことはある。

液相にしない理由は、微生物ののコンタミを防ぐ意味も有ります。

わずかとは思いますが、微生物が懸濁された液体窒素にバイアルを沈めますから、チューブの栓の締めが甘いと、コンタミします。

(無題) 削除/引用
No.2790-3 - 2010/06/28 (月) 07:23:13 - Eire
幸い私自身はありませんが、同僚が何回か破裂させたことがあります。

破裂するものと破裂しないものの違いは、最終的にクライオチューブの形状の違いということに落ち着きました。

細胞保存用のクライオチューブには、蓋をチューブにかぶせるように閉めるタイプと、蓋をチューブの内側に収めるタイプの2種類があり、かぶせるタイプのものを液相中に保存すると、液体窒素がチューブの中に入り込んでしまい、取り出し時にチューブ内で急激に気化しチューブが破裂してしまうようです。
蓋をチューブの内側にねじ入れるタイプのものも、理想的には液体窒素の気相中で保存する方がよいようですが、液相中でも大丈夫のようで、うちでは蓋が身の内側に入るタイプのものに替えてから、破裂事故がなくなりました。

分かりづらい文面かもしれませんが、クライオチューブのカタログをごらんになればすぐに理解していただけると思います。
では、ご参考になれば。

(無題) 削除/引用
No.2790-2 - 2010/06/28 (月) 01:30:27 - 774
確かにあります。稀ですが・・・。
私自身も液中に入れており、細胞を起こす時に蓋が飛んだことがあります。
理由は検証したことはないですが、おそらくストックの時に蓋の締めが甘いとかチューブのゴムの個体差とか、そんなものだと思います。
1本しかない貴重なストック等があるなら液中の保存は避けた方が無難ではないでしょうか。

細胞保存用タンクの使い方 削除/引用
No.2790-1 - 2010/06/27 (日) 23:54:25 - TS
いつも勉強させていただいております。

ちょっと気になったことがあり、教えていただきたく投稿しました。

細胞保存用の液体窒素タンクについてです。
原則として、細胞の入ったバイアル(プラスチックの)は、タンク内の気層での凍結保存ということになっていると思います。私が間違ってなければ、この理由は、タンクからバイアルを取り出した時に、バイアルが破裂しないためだと思います。

しかしながら、私の場合、液体窒素の液相に浸かってしまっているバイアルを取り出した時にも破裂した経験は一度もなく、ほんとうに破裂は起きるものなのかと不思議に思いました。

もちろん、もしも液体窒素がバイアル内に入ってしまい、それを取り出した時に、液体窒素がバイアルの隙間からうまく抜けなかったら、破裂しうるということは理解できるのですが…

実際に、破裂したとか、あるいはそのような事例を聞いたことがある方はおりますでしょうか?

長文になってしまいましたが、この質問をさせていただいた理由は、タンクに液体窒素を充てんするとき、なるべくたくさん入れて、次に充填するまでの期間をできるだけ伸ばしたいと思っているのですが、ぎりぎりまで入れたりしも大丈夫なものかな、と思ったためです。

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