幸い私自身はありませんが、同僚が何回か破裂させたことがあります。
破裂するものと破裂しないものの違いは、最終的にクライオチューブの形状の違いということに落ち着きました。
細胞保存用のクライオチューブには、蓋をチューブにかぶせるように閉めるタイプと、蓋をチューブの内側に収めるタイプの2種類があり、かぶせるタイプのものを液相中に保存すると、液体窒素がチューブの中に入り込んでしまい、取り出し時にチューブ内で急激に気化しチューブが破裂してしまうようです。
蓋をチューブの内側にねじ入れるタイプのものも、理想的には液体窒素の気相中で保存する方がよいようですが、液相中でも大丈夫のようで、うちでは蓋が身の内側に入るタイプのものに替えてから、破裂事故がなくなりました。
分かりづらい文面かもしれませんが、クライオチューブのカタログをごらんになればすぐに理解していただけると思います。
では、ご参考になれば。 |
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