100 pmol/uL = 100 uMは、一般的にプライマーのストック溶液として保存するときの濃度です。濃度を薄くすると分解や吸着ロスを起こしやすいし、体積が増えてマイクロチューブ一本に収まらないからです。
その濃度ではPCR反応を仕掛けるのには濃すぎて使いにくいので、当座使用する分(短期間で使い切れるくらい)だけ、使いやすい濃度、たとえば10 uMに希釈したものをworking solutionにします。
10 uM(= 10 pmol/uL、単位が違うと混乱するのでまず単位をそろえましょう)を0.2 uMにするには50倍希釈です。つまり終体積35 uLの1/50体積、35 uL * 1/50 = 0.7 uLの10 uMプライマーを加えればいいです。
0.7 uLは微量すぎて正確に計れないと思うので、精密に濃度をあわせたいならworking solutionの濃度をもっと低くするといいでしょう。 |
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