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WestNorthern? トピック削除
No.2775-TOPIC - 2010/06/24 (木) 14:32:10 - パンタ
いつもお世話になっております。

今、RNAとタンパク質の相互作用の検出について調べているところです。

この相互作用を検出する方法として、Northwestern blotというものが知られています。これはタンパク質をSDS-PAGEし、メンブレンへブロット、リフォールディング後、標識RNAと反応させるというものです。
しかし逆に(in vitro 転写した)RNAを電気泳動し、メンブレンへブロット後、タグ付きタンパク質と反応/検出すれば、リフォールディングという厄介な操作がなくなりますし、簡単な気がします。

検出感度、RNAの分解など、いくつか気になる点はありますが、この方法はなにか問題があるのでしょうか?

僕が知らないだけで、ごく普通のテクニックかもしれませんが、アドバイスがいただけると幸いです。
 
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No.2775-7 - 2010/06/25 (金) 21:01:52 - パンタ
あああ、、、本当ですね。
勉強不足で、全くお恥ずかしい限りです。

(無題) 削除/引用
No.2775-6 - 2010/06/25 (金) 20:44:13 - AP
>逆に雑多な核酸と1つのタンパク質を見たい実験、、、DNAの話になってしまいますが、例えばプロモーターの結合領域を調べる実験など?には使える可能性があるのでしょうか。

試験管内で特定のタンパク質を雑多なDNA断片(たとえば全ゲノムのランダムな断片)と結合させ(場合によってさらにクロスリンクする)、タンパク質のくっついたDNA断片をタンパク質に対する抗体などで落として取得し、ターゲットになる遺伝子を探し出すという方法は古くからありますが、、、、、

(無題) 削除/引用
No.2775-5 - 2010/06/25 (金) 20:07:57 - パンタ
参考になります。

1対1では確かに別の実験の方が効果が高いですね。

逆に雑多な核酸と1つのタンパク質を見たい実験、、、DNAの話になってしまいますが、例えばプロモーターの結合領域を調べる実験など?には使える可能性があるのでしょうか。でも雑多とは言えない程度の数なら、わざわざやらなくていいか。

核酸は+チャージのメンブレンの方が結合量が多いですが、ニトロセルロースなどでは核酸・タンパク質の両方のブロットに対応しているようです。というか、コチラのほうが原始的なのでしょう。

(無題) 削除/引用
No.2775-4 - 2010/06/25 (金) 18:26:26 - ats
Northwestern blotは、雑多な(複数の)タンパクの中からあるRNAに結合するものを検出する時に威力を発揮します。
純品のRNAと純品のタンパクの1:1の相互作用を検出するなら、溶液のままアッセイ可能な方法は他にありますし、固相化するにしろビアコアの方が得られる情報量が多いでしょう。
また、核酸を固相化する荷電性メンブレンはタンパクの非特異的吸着が問題になるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.2775-3 - 2010/06/25 (金) 13:14:44 - パンタ
確かにRNAの立体構造は考えていませんでした。
参考になります。

(無題) 削除/引用
No.2775-2 - 2010/06/24 (木) 21:53:11 - take
メンブレンに貼り付けたRNA は、目的の立体構造を保てていますか?

泳動からメンブレンに張り付くまでの構造変化を考えてみて、大丈夫そうなら大丈夫かも。

WestNorthern? 削除/引用
No.2775-1 - 2010/06/24 (木) 14:32:10 - パンタ
いつもお世話になっております。

今、RNAとタンパク質の相互作用の検出について調べているところです。

この相互作用を検出する方法として、Northwestern blotというものが知られています。これはタンパク質をSDS-PAGEし、メンブレンへブロット、リフォールディング後、標識RNAと反応させるというものです。
しかし逆に(in vitro 転写した)RNAを電気泳動し、メンブレンへブロット後、タグ付きタンパク質と反応/検出すれば、リフォールディングという厄介な操作がなくなりますし、簡単な気がします。

検出感度、RNAの分解など、いくつか気になる点はありますが、この方法はなにか問題があるのでしょうか?

僕が知らないだけで、ごく普通のテクニックかもしれませんが、アドバイスがいただけると幸いです。

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