現在、大腸菌BL21を用いてタンパク質発現系構築を行っています。
使用しているベクターはpGEX 4T-3です。
IPTGを添加し、タンパク質を発現させSDS-PAGE、ウエスタンブロットで発現タンパク質を確認しました。
SDS-PAGEでは、総タンパク質の太いバンドが確認され、ウエスタンでもバンドが確認されました。
しかし可溶性画分には、目的のサイズの箇所にバンドがなく、ウエスタンをしても検出できませんでした。
また、GSTタグの26kDa付近に時間経過とともに太くなっているバンドがみられ、融合タンパク質が切断されてしまったのかなと思っています。
こんなことがあるのでしょうか?
また、可溶性タンパク質を得るためにはどのようにしたらいいのでしょうか?(低温18℃、25℃、IPTG濃度を下げてタンパク質を発現させても同じような結果です。) |
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