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蛍光顕微鏡観察時の露光時間(TUNEL) トピック削除
No.2758-TOPIC - 2010/06/22 (火) 13:50:32 - kurara
いつもお世話になっています。

蛍光顕微鏡の使用方法を含め、TUNEL染色の方法について質問があります。

現在、私は培養細胞を用いたTUNEL染色をおこなっています。
使用キットはプロメガのDeadEnd Fluorometric TUNEL Systemです。
先日、まずはポジコン、ネガコンがうまくいくかを検討するため1度染色を行ってみたところ、
ポジコンでは核がはっきりと緑に光ることが確認されて、うまくいったと思ったのですが、
ネガコンでも露光時間を長くすると、(核のみではなく細胞全体的に)緑の蛍光が見られます。
ポジコンがはっきりわかる露光時間(例えば1/2.5秒)では、あまり蛍光が見られず、
露光時間を長くすればするほど(1/1.2sで微かに見え始め〜1s/1ではっきり)緑の蛍光がみられるという状況です。
ただ、ポジコンのように核のみが染まるのではなく、細胞全体が染まって見えるので、
露光時間を長くすればするほど、どの細胞でも光ってくるものなのかと悩んでおります。


質問は、今現在、露光時間を変えることでネガコンで蛍光がみられるというのは染色の手技が誤っているからなのか?
適切な露光時間とはどうやって決めるのか?(各サンプルは同じ露光時間で見た方がよいのでしょうか?)
です。

御教授の程よろしくお願いいたします。


*細胞は滅菌したカバーガラス(コートなし)に接着させ、
別々のシャーレ内で洗浄、反応させています。(カバーガラスをもつピンセットは同じものを使っていますが、1回ごとにエタノールで消毒しています)
ネガコンではrTdT 酵素の代わりに滅菌ミリQ水を等量加えています。
 
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(無題) 解決済み 削除/引用
No.2758-5 - 2010/06/25 (金) 13:00:10 - kurara
通りすがり様

ロッシュのバッファー確認しました。やはり、酵素の希釈液でした。
プロメガではそのようなバッファーは見当たらなかったのですが、
ロッシュのバッファーが使えるかどうかを含め、色々検討したいと思います。

返信が遅くなりましたが、何度もありがとうございました。

(無題) 削除/引用
No.2758-4 - 2010/06/24 (木) 10:42:42 - 通りすがり
>偽陽性がでやすいということは、ネガコンでは酵素を入れていないので絶対>に染まらないはずだ、と思って実験を進めていいということなのでしょうか…?

 やはりRocheの方のキットの話なのですが、酵素を入れなくてもシグナルが出てしまうことがまれにあったように記憶しています。原理的にはありえなさそうな話なのですが。内在性のTdTなんていうのがあるのかな・・・。

 役に立つ情報でなくてすみません。

>希釈液、探してみます。
>ただ、これは酵素量を少なくするための希釈なのでしょうか?
>平衡バッファーやPBSなどで希釈しても同じ効果は出ないのでしょうか?

 ちょっと自信がなくなってきました。Rocheのサイトで調べてもらえますでしょうか。酵素じゃなく、基室側の希釈だったような気もしてきました。バッファーは少し複雑な組成だったように記憶しています。だからこそ、わざわざ単品で希釈液を売っているのかと思います。(PBSで希釈はダメかもしれません)

 すみません。Rocheの話ばかりで。根本の原理は同じと思うので、ひょっとしたら他社のキットを使用する場合の役に立つかもしれない、という程度です。

(無題) 削除/引用
No.2758-3 - 2010/06/24 (木) 10:15:48 - kurara
>通りすがり様

返信ありがとうございます。

>単純に、ポジコンで染まって、ネガコンで染まらないという条件を見つけ
>ておき、実際のサンプルにその条件を適応する
>もちろん、露光時間はすべてのサンプルで同じでなくてはなりません。

やはり、露光時間はそろえなくてはいけないものなのですね。勉強になりました。
偽陽性がでやすいということは、ネガコンでは酵素を入れていないので絶対に染まらないはずだ、と思って実験を進めていいということなのでしょうか…?

>酵素を希釈して使うと、ノンスペが減るようです。
>希釈液はRocheから専用のものが売られています。

希釈液、探してみます。
ただ、これは酵素量を少なくするための希釈なのでしょうか?
平衡バッファーやPBSなどで希釈しても同じ効果は出ないのでしょうか?


もしお分かりになる方がいらっしゃったら、よろしくお願いします…。

(無題) 削除/引用
No.2758-2 - 2010/06/23 (水) 07:33:27 - 通りすがり
 TUNELは偽陽性が比較的でやすい染色法かもしれないです。やはり、単純に、ポジコンで染まって、ネガコンで染まらないという条件を見つけておき、実際のサンプルにその条件を適応する、ということになるかと思います。もちろん、露光時間はすべてのサンプルで同じでなくてはなりません。

 私がよく使っているのはRocheのキットですが、酵素を希釈して使うと、ノンスペが減るようです。希釈液はRocheから専用のものが売られています。プロメガにもそんなものがあれば、試してみると良いかもしれません。

蛍光顕微鏡観察時の露光時間(TUNEL) 削除/引用
No.2758-1 - 2010/06/22 (火) 13:50:32 - kurara
いつもお世話になっています。

蛍光顕微鏡の使用方法を含め、TUNEL染色の方法について質問があります。

現在、私は培養細胞を用いたTUNEL染色をおこなっています。
使用キットはプロメガのDeadEnd Fluorometric TUNEL Systemです。
先日、まずはポジコン、ネガコンがうまくいくかを検討するため1度染色を行ってみたところ、
ポジコンでは核がはっきりと緑に光ることが確認されて、うまくいったと思ったのですが、
ネガコンでも露光時間を長くすると、(核のみではなく細胞全体的に)緑の蛍光が見られます。
ポジコンがはっきりわかる露光時間(例えば1/2.5秒)では、あまり蛍光が見られず、
露光時間を長くすればするほど(1/1.2sで微かに見え始め〜1s/1ではっきり)緑の蛍光がみられるという状況です。
ただ、ポジコンのように核のみが染まるのではなく、細胞全体が染まって見えるので、
露光時間を長くすればするほど、どの細胞でも光ってくるものなのかと悩んでおります。


質問は、今現在、露光時間を変えることでネガコンで蛍光がみられるというのは染色の手技が誤っているからなのか?
適切な露光時間とはどうやって決めるのか?(各サンプルは同じ露光時間で見た方がよいのでしょうか?)
です。

御教授の程よろしくお願いいたします。


*細胞は滅菌したカバーガラス(コートなし)に接着させ、
別々のシャーレ内で洗浄、反応させています。(カバーガラスをもつピンセットは同じものを使っていますが、1回ごとにエタノールで消毒しています)
ネガコンではrTdT 酵素の代わりに滅菌ミリQ水を等量加えています。

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