Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

内在性と外来性の遺伝子発現解析のプライマー トピック削除
No.2743-TOPIC - 2010/06/18 (金) 11:40:49 - ヒーハー
よくiPSの作製の時に、レンチウイルスと使ってリプログラミング
因子をfibroblastに導入してますが、内在性と外来性のリプログラミング因子
の遺伝子発現をリアルタイムPCRで解析する時、プライマーはどのように
して設計するのが一般的なのでしょうか?
内在性の遺伝子にはプライマーがひっかからなく、外来性には
ひっかかるような設計をしてると思うのですが、どのように
設計しているのかが分りません。
どなたか教えて下さい。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.2743-6 - 2010/06/22 (火) 11:58:54 - ヒーハー
あべさん、返信が遅くなりましてすみません。
詳細を教えて頂いてありがとうございます。
ウイルスベクター由来のLTRに挟まれた領域の配列も
プライマーとして利用することも可能なのですね。
ほんと、ありがたい情報です。

(無題) 削除/引用
No.2743-5 - 2010/06/21 (月) 00:10:50 - あべちゃん
>[Re:1] ヒーハーさんは書きました :
> 内在性の遺伝子にはプライマーがひっかからなく、外来性には
> ひっかかるような設計をしてると思うのですが、どのように
> 設計しているのかが分りません。

細かいですが上記の外来性を検出する件で言えば、ウイルスベクター由来のLTRに挟まれた領域の配列を利用します。
内在性遺伝子のみをみる場合には、先述の方法となります。

(無題) 削除/引用
No.2743-4 - 2010/06/18 (金) 16:30:09 - ヒーハー
うーんさん、masaさんありがとうございました。
なるほど。内在性mRNAは非翻訳領域を持ち、cDNAは
非翻訳領域が除かれているので、その違いを利用して
プライマーを設計することができるのですね。
とても勉強になりました。

(無題) 削除/引用
No.2743-3 - 2010/06/18 (金) 16:08:09 - masa
内在性のmRNAの3'や5'の非翻訳領域にプライマーを設計すれば内在性のmRNAのみを検出できます。

人工的にcDNAを導入する際には非翻訳領域は除いてプラスミド由来の配列と融合して発現することが多いので、その配列の転写開始点付近や、5'非翻訳領域でプライマーを設計すれば外来性のみを検出可能だと思います。

イントロンを挟んでプライマーを設計する方法はゲノムDNAの混入したものを排除するのには使えます。イントロンそのものに設計しては転写直後のRNAしか検出できないので細胞内のトータルなmRNAの量の検出には不向きです。

(無題) 削除/引用
No.2743-2 - 2010/06/18 (金) 14:49:02 - うーん
内因性と外因性の遺伝子の構成の違いを思い出せば自ずと分かるはず。
イントロンを挟んだりしてね。

内在性と外来性の遺伝子発現解析のプライマー 削除/引用
No.2743-1 - 2010/06/18 (金) 11:40:49 - ヒーハー
よくiPSの作製の時に、レンチウイルスと使ってリプログラミング
因子をfibroblastに導入してますが、内在性と外来性のリプログラミング因子
の遺伝子発現をリアルタイムPCRで解析する時、プライマーはどのように
して設計するのが一般的なのでしょうか?
内在性の遺伝子にはプライマーがひっかからなく、外来性には
ひっかかるような設計をしてると思うのですが、どのように
設計しているのかが分りません。
どなたか教えて下さい。

6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を