こんにちは。当方のラボには、8種類までの蛍光抗体を使えるBD FACSマシンがあり、サンプルとしてはPBMCや培養細胞、全血がメインです。以前から気になっていたのですが、ネガコンとして、染色しない細胞だけのサンプルを使用しています。確かに、解析するマーカーが多いと、その分のネガコンサンプルを用意するのは現実的でない気もします(1サンプルに対して、チューブ3本分〜20種類以上のマーカーで染めることもあるので)。
お聞きしたいのは、論文などで見かけるisotype-matched controlでなく非染色の細胞というのはネガコンとして受け入れられるのか、ということです。ボスは、細胞だけのネガコンで良いという主張で、そのせいか、アイソタイプも適ったIgG抗体はほとんど揃っていません。確かに、手元にある数少ないisotype-matched controlを使った場合と、非染色細胞の場合とのヒストグラムを見ると絵的には殆ど同じです。なので、こういうネガコンもありかなとは思うのですが…。 |
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