生化学は得意ではないですが、授業で習う程度の知識で説明できそうです。
生化学の教科書にアミノ酸の分類と側鎖の構造式が出ていましょう?
Lysの側鎖は電離・極性型、塩基性で、多くの場合、構造式は-NH3+と表されているはずです。
それにたいして、Asn、Glnは非電離・極性型で、極性は>C=O基に因ります。
末端-NH2基は電離しませんので(おそらく、C-Nの結合がC=Oの二重結合と共鳴状態で二重結合相当になっているため?)、構造式は-NH2になっているはずです。Argは電離・極性型、塩基性ですが、電離するのは末端-NH2基ではありません。
Lysの末端とは性質が異なるということですね。 |
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