朝一番さんのコメントが全てで自分で納得のいくまで調べるべきですが、参考程度に補足してみました。
pBluescriptは、選べる制限酵素サイトが多いのと、カラーセレクション(青白)が可能です。カラーセレクションするときには、インサートも転写・翻訳されますので、配列によってはクローン化できないものもあります。カラーセレクションの意味・原理はご自分で調べてください。
シークエンス用primerも汎用のものが使えるのも利点です。
pSMARTの説明書には"Transcriptional terminators border the cloning site to prevent transcription from the insert into the vector."と書いてありますので、インサート配列の影響を受けにくいようです。また、pSMARTシリーズにはrop遺伝子が組み込まれた比較的低コピー(20-40 copies/cells)のベクターも用意されていますね。これもpBluescriptのような多コピーベクター(200-500copies/cells)では、クローン化されにくいインサートには有効です。
カナマイシン耐性遺伝子のものもクローン化されにくい(plasmidが脱落しやすい)インサートには有効です。
ただし、pBluescriptより使える制限酵素は少ないですね。
両方使ってみては? |
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