>33℃と37℃、トランスフェクションするときはどっちがよいのでしょうか?
”よい”の評価基準を文書化しましょう。
それにより初めてどちらがよいかを他人が評価できるようになります。
トランスフェクション効率を求めるのであれば、33℃の方が高くなると思います。(こちらのつもりで#2を書きました)
分裂停止後に発現した場合の影響を見たいのであれば、37℃の方でなければ実験として成立しないでしょう。
貴方がどのような実験を組もうとしているのか分かりませんので、
どのような評価基準で”よい”かどうかを判断すればいいのかが分かりません。
>対数増殖期でなくてもプラスミドは細胞内へ取り込まれるのでしょうか?
分裂停止した繊維芽細胞の老化細胞では、リン酸カルシウム法で一応は発現は見られました。
ただ、蛍光が見られた細胞は少なく、発現量も低かったです。
貴方の細胞が同じ状態なのかは分かりませんし、リポフェクションはリン酸カルシウム法よりも導入効率がいいかもしれませんが、対数増殖気の細胞と同レベルは期待できないと思います。
>プラスミドの導入の場合は90-95%コンフルエントの細胞を使うようにと記載してありました。
引用するのであれば、37℃で培養するという部分では?
この文章からは、温度条件は導き出されないでしょう。
昆虫細胞でリポフェクションをするときは25℃で培養していますので、
リポフェクション効率が、37度よりも少し低下したからといって極端に低下するということは無いと思います。 |
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