PPさん、とても貴重な情報ありがとうございます。
> ForwardとReverse primerのpre-mixを作ってある程度長時間放置すると、
> 最初はprimer dimerが見られなかったペアでも、2割くらいはdimerが現れるようになったように記憶しています。
> また、その場合pre-mixに熱をかけた後に氷中で急冷すると、ある程度改善されたと思います。
配列にもよるのでしょうが、やはりprimerどうしの結合は通常の取り扱い温度でも容易にできるのですね。
Real-time PCRでは、プライマーとプローブのミックスを作り、小分けして1回毎に使い捨てをしていますが、マルチプレックスで混合する手間を抜く場合もこのような方法でないとだめなわけですね。
ウイルスの型別で、型別用プライマーを6種類混合して、2nd PCRで使用していましたが、その際、どうもうまくPCRがかからない場合もあったりしました。陽性検体で、2ndなので、相当濃くバンドが出るはずなのに、薄くしか出ない場合があり、ミスマッチの他に、これも原因と考えられます。 |
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