確かに-3の位置にTがくるのはKozak的には効率が低いことになりますが、endoのタンパクでもかなり多くのものがここにTを持っていて、高い発現効率を持つ場合もまったくめずらしくもありません。それでも失敗するといやなので、設計するときはなるべくKozakにあうように作ってますが、実際に作ってみるとプロモーターとの関係、他の周辺配列の関係で、開始コドンの認識効率はかなり変わるように感じています。
そもそもKozakの元データもall or noneになることを示したわけではないので、たとえばCMVで駆動されてリボソームのスキャンが猛烈な回数起これば、開始コドンの認識効率の3-4倍程度の違いはあまり関係ないのかなと思ったりもします。ただ、そういう古いデータしか知らないのですが、bioinformatics的にはKozak配列はどれくらい正しいのでしょうか?最近のそういう研究があれば、知りたいところです。 |
|