この方法でやるのであれば、2ハイブリッドでよくポジコンにされている、
p53とSV40 large T-antigenは候補の1つになると思います。
(この系で使い物になるか疑問ですが)
ただ、この方法で局在を示すところまでたどり着けるのか疑問なのですが。
1.タンパク質A、Bの局在に影響する可能性
2.細胞質にたくさん存在している目的タンパク質によって、”タンパク質B-蛍光タンパク質のC末-PTS1”がリクルートされてしまう可能性
3.逆に”タンパク質B-蛍光タンパク質のC末-PTS1”によって、目的タンパク質を含まない”タンパク質A-蛍光タンパク質のN末”がペルオキシソームにリクルートされる可能性
4.タンパク質Aの相互作用に必要な領域-目的タンパク質-蛍光タンパク質のN末端部分が当初の位置に局在できるのか
5.2つのコンストラクトが結合して、本当に蛍光が生じるか
など、不確定要素が多すぎると思います。
それらを1つずつ潰していくよりも、
低発現のプロモーターで発現させて、共焦点レーザー顕微鏡で観察したり、
酵母の電顕をやっているラボと共同研究にして、免疫電顕を依頼できないのでしょうか? |
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